ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

懐かれる?

2011-01-02 | Weblog
新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。


などと言う、ワタクシメの病態(ぉぃ)はというと。
本日もあいかわらず、うろうろと37度台の熱が出たりひっこんだり(?)
……いや、37度台にならないといっても安心できんのである。
36.9度ってぇのは、限りなく微熱じゃなかろーか。


うろうろと言えば我が家のBooじーちゃ。
というわけで。
それでは、今年初の介護ネタでいってみよぅか!


ワタクシメの母方の祖父であるBooじーちゃ。
一番叱り飛ばしているのが、おかんさまであるせいか。
おかんさまに話しかけられても反応を返そうとすらしない。
おかんさまに激似な(と言われるがアフターを見るとビフォアな存在であることをかなり否定したい)ワタクシメに至ってはなおのことのだが。
これが、おとんさまだと対応が一変する。


リビングに常駐するBooじーちゃ。
目を離しておくわけにはいかないので、家族のうち必ず一人は同じ部屋の中にいるようにはしている。
とはいえ、届いた年賀状の仕分けに印刷の追加、朝昼晩の食事の支度に洗濯と家事万端待ち構えていればそうそうのんべんだらりとはしていられない。
ふいとおとんさまが炬燵を離れて数分後。


急発進するBooじーちゃ。


唯一の同性だからか、やたらとおとんさまに懐いてしまったBooじーちゃ。
おとんさまの姿求めて百万里、なら、まだほほえましいのだが。


徘徊中に手段と目的が逆転なさいます。


なんのためにリビングから出てきたのかも忘れてしまったBooじーちゃ。
畑で煮物用に大根を収穫していたおとんさまを視界に入れぬか入れたのか。
近所の駐車場をぐるりんちょと一周して戻ってきたそうな。
戻って来れただけましだと思うしかないのだろうか。





……おちおちうかうかトイレにも行けやしない、とはおとんさまの弁である。
人気ブログランキングへ
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする