午前中からどんよりとした雲に塗りたくられていた空だったが。
昼頃から、雷も鳴らないのに大雨になった。
「空の底が抜けたような」という表現がぴったりなほどである。
降らぬ前に秋支度をしてしまおうと。
おとんさまとおかんさまが二人がかりで庭というか、畑にしゃがみ込んだ。
枯れかけたトマトは引き倒し、大根菜をまびく。
雨が降ってくれば、それまでに抜いた紫蘇から穂をしごいて実を取り、葉をむしる。
時間など、いくらあっても足りはしない。
その過労状態にさらに拍車をかけてくれるBooじーちゃ。
朝は朝で5分もしないうちにトイレへうろうろ。
昼寝は昼寝で30分もしないうちに起き出してきてうろうろ。
真夜中になればさらにうろうろ。
あげくの果てに「おらのよめじょはおらんかね!」では。
与太話ででもなだめておとなしくさせておきたいおかんさまの気持ちもわからなくはない。
あまりに忙しすぎたのか。
お昼寝をさせようとしたおかんさま。
「Booじーちゃ!おふろどうぞ…違った、お昼寝しない!」
……そーとー疲れてんなぁ。おかんさま。
昼頃から、雷も鳴らないのに大雨になった。
「空の底が抜けたような」という表現がぴったりなほどである。
降らぬ前に秋支度をしてしまおうと。
おとんさまとおかんさまが二人がかりで庭というか、畑にしゃがみ込んだ。
枯れかけたトマトは引き倒し、大根菜をまびく。
雨が降ってくれば、それまでに抜いた紫蘇から穂をしごいて実を取り、葉をむしる。
時間など、いくらあっても足りはしない。
その過労状態にさらに拍車をかけてくれるBooじーちゃ。
朝は朝で5分もしないうちにトイレへうろうろ。
昼寝は昼寝で30分もしないうちに起き出してきてうろうろ。
真夜中になればさらにうろうろ。
あげくの果てに「おらのよめじょはおらんかね!」では。
与太話ででもなだめておとなしくさせておきたいおかんさまの気持ちもわからなくはない。
あまりに忙しすぎたのか。
お昼寝をさせようとしたおかんさま。
「Booじーちゃ!おふろどうぞ…違った、お昼寝しない!」
……そーとー疲れてんなぁ。おかんさま。