夜の翼

オーディオ、音楽、車、ケータイなど好きなことを気ままに綴るブログです。

BABYMETAL LEGEND-S-洗礼の儀- 参戦記 その3

2018-01-07 08:38:44 | ライブ
BYMETALのOfficialからLINEメッセージを見て目が点。

YUIMETALが病欠!!!

BABYMETALとして活動してすでに7年。
170回を超えるライブが行われて1度もなかったことが今日に限って、この特別な日に起こってしまった。
今日だけでなく明日もYUIMETALの姿は見られない。ライブは2人だけで行われるとのこと。
なんか頭が真っ白。なんだ、この虚無感は。
嫁メタルともども基本YMYな夫婦のがっかり感ときたら。



足取り重く会場につくといつもどおり真っ黒なメイトさんたち。
でも何か雰囲気が違う。いつもはもっと華やかな、ウキウキした雰囲気があるが今日は違う。
みんなもう知ってるんだよね。
とりあえず物販へいってみたが、時間が遅かったせいもありガラガラ。
そうかTシャツはBIG TEEしかないんだった。デザインも微妙だったが記念にとTシャツのみ購入。

入場口のほうへ整列場所の確認に行ってみた。
スタンドは2000番以降整列場所はすでに案内があったが、1000番台までは特に指示なし。
入場口の前に、先ほどLINEで見たお知らせが印刷されて掲示してある。
じっと見つめるメイトさん。写真に収める人もいた。
やはりこれは現実なのね。
入場口を正面に見て、左方向に整列させられるらしい。
右方向は金キツネと親子キツネの待機列場所。
することもなくなったので、三種の神器を受け取りに行くことにした。

三種の神器配布場所はそれなりの行列。
注意書きといっしょに三種の神器を受け取る。
あ、入れる袋とかはもらえないのね。陽が傾きだし、さらに冷え込んできた。
ライブ会場となっている大アリーナの向かいにある小アリーナのロビーに入れたので室内待機。
そこはもうメイトさんでいっぱい。すでに三種の神器を身に着けた人が多い。
ここで三種の神器の装着にかかる。ローブがなかなかしっくりこないが、Tシャツの上になんとか羽織る。
ペンダントは大きいうえに結構重い。重さからしてアルミ合金かな。
XXをデザインしている。嫁メタルは重いから直前で着けるという。
最後にマスクだが、ラバー製でかなりしっかりしたもの。
額中央はライトが仕込まれているらしく光るみたいだ。
マスクの裏からみると何か装置が入っている。
顔の大きい自分にはちょうどいいサイズだが、顔が小さい嫁メタルには大きすぎて似合わない。
ベルトをかなりきつめに調整しないとずり落ちてしまう。
このマスクのためにコンタクトにしてきたが、眼鏡のメイトさんも多くどうやってつけるんだ?
今のところキャッチャーマスクみたいにあまたの上に乗っけているメイトさんが多い。
一応装着完了したが、やはり布1枚のローブだけでは寒いのでその上からコートを羽織った。
それからは小アリーナのロビーでひたすら待機。
トイレも自動販売機もあるので待機場所としてはなかなか良い場所だが、
三種の神器を身に着けたオッサンが屯するという非日常的な光景になっております。
待っているメイトさんを眺めていると今回は男性が特に多いうえに、年齢層がいつにも増して高いような印象。
今まで見たことがなかったが、オッサンを通り越しもうおじいちゃんと呼んだほうがいい方の姿もちらほら。
もちろん三種の神器をしっかりと身に着けていらっしゃいます。
在日なのか、はるばるこのために海を渡ってきたのかわかりませんが、海外のメイトさんの姿も目に付く。かなりテンション高め。
そうしていると中年の男性メイトさんたちの会話が耳に入ってきた。

メイトさんA「なんか元気ないね。朝ニコニコだったのに」
メイトさんB「だってさ…」
メイトさんA「ああ、ゆいちゃんお休みだからね。」

メイトさんBはYMYらしい。その背中はほんとにしょんぼりしている。
BABYMETALはオッサンを14歳にしてしまうと言われている。
YUIMETALが病欠でがっかりしている中年メイトさんのその姿は、好きな子が急に修学旅行に行けなくなったことを当日に知った中学生みたい。
分かりますよ、その気持ち。
BABYMETALの冬のライブは初めて。特に今日は冷え込んでいることもあり、気分が上がらない。

整列開始時間になったが整列のアナウンスはなし。
とりあえず外に出てみる。入場口前はかなり込み合ってきているが、まだ整列が始まる様子はない。
15分ほど過ぎたころにようやく整列の声が。
予想通り入場口から左方向へ4列に整列してくださいとのこと。
嫁メタルとともにさっと15番目ぐらいに並ぶ。この冷え込みの中屋外での入場待機待ちの時間は短くしたい。
反対側の金キツネ、親子キツネの列は予想通り数えるほど、とまではいかないがかなり少ないというか列が極端に短い。
入場開始時間になったが、入場は始まらない。
スタッフは出入りしているが、発券機の準備も始まっていない。
整列場所の階が違うので様子が分からないが、ピットの入場が先なのかもしれない。
20分ほど遅れてようやく入場開始。
あっさりしたバックチェックの後、東京ドームと同様にチケットのバーコードを読み込ませて発券が行われる。
今回違うのは、バーコードを読み込ませると発券機の画面にTHE ONEに登録した自分の写真が表示されること。
一応スマホの画面チェックもしていたが、これならスマホがなくても大丈夫なんじゃないかな。
そのあとに金属チェック。ベルトのバックルが反応してしまい、ローブとTシャツをめくってベルトを見せる。
そして、発券された座席指定のブロックは「J」。
さて、と勢い込んで入場口の正面の壁に貼ってあった案内を見ると

←B~G A→

とある。あれ、Jは?
とりあえず左に行くとやはりGで行き止まり。
戻ってスタッフに聞くと入場口の右だという。入場口付近のスタッフに聞いても要領を得ない。Aゲートの向こうは立入禁止のロープが張ってある。
グリーンアリーナのシート位置をよく確認しておかなかったのが悪かったのだが、仕方なくAゲートから入場。
いつものように客入れSEが聴こえてくる。薄暗い上に照明が赤なので赤い文字が見えづらい。
とりあえずAゲートを右手に入ると、やはりAの表示しかないない。
と思ったら、その奥にJブロック発見!
グリーンアリーナのスタンドのブロックはAからJまであります。
ブロックごとにゲートがあるんですが、この日は正面ステージがあるH、I、Jブロックは基本的に使われていません。
しかし、AとGに隣接する一番正面ステージ寄りのJとHの一部は座席が指定されている状態でした。
発券ミスでシートがないのかと思って心配しちゃいましたよ。
通路より上側の中段に自分のシートを発見して一安心。列番号が赤文字だったので、赤い照明だとマジ見えないオッサンは悲しい。
とりあえず自分のシートに座って改めて会場を見渡す。

「ここは神席か」



目に入ってきた光景を見たとき思い出したのは、横浜アリーナのときに追加で販売された見切れ席。
写真で見ただけだが、それにそっくりだった。正面ステージほぼ真横。
上手側なので、すでにドラムセットが置いてあるのが見えたが、近い!正面ステージが俯瞰でまる見えです!
正面ステージのセットは、洗礼の儀の祭壇となっている。
もちろん上手側は見切れているが、左右対称のはずなので何も問題なし。
そしてほぼ真横に映像ディスプレイを独占状態。このアリーナにしては小さめで、反対側からだと小さくて見づらいと思いますが、自分の席からだと大画面を独占状態です。
あー素晴らしい。チケットが当たっただけでもついていると思っていたのに、席まで最高じゃないか。ZEPP名古屋の一番後ろからみているのと大して変わらない感覚。
キツネ様ありがとうございます。

正面ステージの反対側の向正面を見ると、なんじゃあれは。



巨大な狼みたいなキツネの頭のセット。とにかく大きい。
その前には6つのキツネが取り囲んだ円形のステージがある。
そして、そのステージと正面ステージを花道が繋いでいる。花道がアリーナを中央で縦に分断している状態。
なるほどこれならどの位置でも近くで見られるよね。巨大キツネ祭の巨大ディスプレイといい、東京ドームのときの反省が生かされていると思った。
そもそも横浜アリーナより一回り小さい広島グリーンアリーナ。かなり2人(3人じゃないのがつくづく残念)を近くに感じられるはず。
アリーナ中央の花道の両側がかなり広く空いており、アリーナ全体の1/3は花道エリアになっている。
その両脇にピットが配置されていて、それぞれ3ブロックずつに仕切られている。下
手側のピットからすでに入場が始まっているが、今回もまたかなりの詰め込まれ具合。
花道のすぐ脇にレールがあるのに気づいた。この時点では撮影用のクレーンのレールだと思ってました。普通そう思いますよね。
でも、実際は違っていたわけで。よく考えるとその位置だと撮影用としては近すぎる。よく見るとピットの前に撮影クレーン様のレールがありました。
しかし、向正面のキツネセットがでかい。高さ何メートルあるだろう。口の中から人が出てきたりしてね(果たしてそれは現実となる)。
自分の席のよさとステージセットの豪華さにかなりホクホク状態。
コートと荷物をシートの下に入れて、ゆっくりと開演を待つ。

正面ステージのセットを改めてみると、洗礼の儀の祭壇をかなり忠実に再現している。
一番奥中央のパネルが2枚に別れているのに気づいた。多分ここが左右に開いてSU-METALが登場するのかな。
ステージ上に見慣れないものがあった。ドラムというか、太鼓というかパーカッションのセット。
もちろん青山さんのではない。左右に別れて複数置いてある。一番外側のものは高さ2mぐらいはあるだろうか。見るからにセットというかフェイクだが何に使うんだ?
メインステージは意外と狭い。幅はあるが奥行きがない。ベビメタライブ初めての上手側。
YUIMETALがいるときはいつも下手側だったのに、いない今日は上手側。大村さんのケンパーの位置が近い。
暗くて青山さんのドラムセットははっきり見えないが、そのドラミングがはっきり見えるだろう位置。
さすがBOHさんのところまでは遠いがなんとか姿は見えそう。藤岡さんまでは無理かな。
大村さんのさらに上手側はマニピュレーターさんとかの裏方さんが控えている位置。
PAスピーカーはラインアレイがほぼ目の前にぶら下がっている。
大型はピットに向けられており、かなり小型のものがスタンドを向いている。客入れSEの音量がとても小さい。
ここもかなり反響音が大きいようだ。これだけ小さいとハウリング対策かな。音質的には低音が被らずかなり良好。イヤープラグは全く必要ない。
向こう側のスタンドを見ると客席がかなりバラバラに埋まっている。整理番号は席位置には関係ないようだ。入場は整理番号順だけどね。
そのうちに下手側のピットの入場も始まった。皆さんダッシュで柵にしがみつき最前列を確保。
入場がなかなか進まない。開演予定時間の19時にはどうも間に合わないペース。
ここのスタンドの席はやはり分かりづらいようで、スタッフに席位置を案内されているメイトさん多数。何せ照明が暗く過ぎる。

19時を過ぎてピットは概ね埋まったものの、スタンドの空席が少々目立つ。まだ入場が進んでいない様だ。
待ちきれないピットからBABYMETALコールが上がる。曲が終わると次こそ始まるかと拍手が起きるが、次の曲が続きなかなか始まらない。
と思ったら、曲の途中でいきなり客電が落ち紙芝居が始まった。いよいよだ!