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保守記事.426 事故が大杉

2013-07-31 11:39:18 | 記事保守

毎日新聞 2013年07月30日 21時30分(最終更新 07月30日 23時11分)

運転士が逮捕され、記者会見で頭を下げるJR北海道の豊田誠・鉄道事業本部長(右から2人目)ら=札幌市中央区で2013年7月30日、貝塚太一撮影
運転士が逮捕され、記者会見で頭を下げるJR北海道の豊田誠・鉄道事業本部長(右から2人目)ら=札幌市中央区で2013年7月30日、貝塚太一撮影

 北海道警札幌中央署は30日、江別市高砂町、JR北海道運転士、木村昌弘容疑者(30)を覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで緊急逮捕した。道警によると、JR北海道の運転士が覚醒剤使用の容疑で逮捕されるのは初めて。【遠藤修平】

 逮捕容疑は、7月中旬ごろから30日までの間、道内で覚醒剤を使用したとされる。木村容疑者が最後に乗務したのは27日昼までで、道警は覚醒剤を使用した状態で運転した疑いもあるとみて捜査している。調べに対し「今は何も話せない」と供述しているという。

 同署は今年に入り、木村容疑者が覚醒剤を使用しているとの情報を得て調べていた。30日午前に家宅捜索 し、尿検査で陽性反応が出たという。木村容疑者は逮捕時、頬がこけ、挙動不審で落ち着かない様子だったという。覚醒剤や注射器は見つからなかったが、道警 は十数日以内に使用したとみている。

 道警によると、覚醒剤を使用した状態で自動車などを運転すると、スピードへの恐怖心が薄くなって大事故につながる可能性がある。

 JR北海道に よると木村容疑者は2009年4月に入社し、翌年8月から運転士として勤務していた。現在は岩見沢運転所に所属し、千歳線や函館線などで運転を担当。札幌 −旭川間の「特急スーパーカムイ」や、新千歳空港−小樽間の「快速エアポート」も運転していた。27日に乗務を終えて点呼した際は変わった様子はなかった という。同社は「安全輸送の確保とお客様からの信頼回復に向け、全社一丸となって取り組んでいたところに誠に遺憾。深くおわび申し上げます。厳正に対処し 社員管理を徹底します」とのコメントを出した。

 ◇逮捕当日も運転予定

 JR北海道は30日、運転士が覚醒剤使用の疑いで逮捕されるという前例のない事態を受け、札幌市中央区 の本社で緊急の記者会見を開いた。列車の運行トラブルが今年に入って相次いでいる中で新たに発覚した不祥事に、豊田誠鉄道事業本部長は「信頼回復のために 努力する意識が全社員に行き渡っていなかった」と陳謝した。

 同社によると、運転士は通常、乗務前後に運転助役らによる一対一の点呼を約5分間受け、健康状態や乗務内容について確認される。勤務日程は5日間乗務し、2日間休むという。

 木村容疑者は17~27日の間、特急や快速など計22本を運転し、乗客約4500人を運んでいた。点呼で異常はなく、逮捕された30日も岩見沢− 旭川間で普通列車を運転する予定だった。木村容疑者が運転士として勤務した2年11カ月で、運転ミスなどはなく、勤務内容も問題なかったという。

 同社はこの事件を受け、点呼時の体調の確認を徹底し、運転士への個人面談をする予定という。【遠藤修平】

 

「信頼失墜免れぬ」幹部ら沈痛、謝罪 JR北海道運転士覚せい剤使用容疑

(07/31 08:01)

 特急の出火など事故やトラブルが相次ぐJR北海道で、今度は運転士の不祥事が発覚した。覚せい剤取締法違反(使用)の疑いでJR北海道岩見沢運転 所の運転士木村昌弘容疑者(30)が逮捕された事件で、同社幹部は30日夜、「信頼の失墜は免れない」と痛恨の表情で謝罪会見に臨んだ。ただ、会見での謝 罪は7月だけでも4回目。安全運行を揺るがしかねない事態に、同社の意識があらためて厳しく問われそうだ。

 「社員7千人の気持ちが一つになっていなかった。安全確保に取り組もうとしているさなか、このような状況になり本当に申し訳ない」。30日夜、札幌市中央区のJR北海道本社で開かれた謝罪会見で、豊田誠常務(鉄道事業本部長)は深々と頭を下げた。

 19日に安全確保に向けた再発防止策を公表し、野島誠社長が記者会見したばかり。トラブルに加え、社員が逮捕される刑事事件まで発覚したことで、幹部た ちは終始沈痛な表情。報道陣から再発防止の可否を問われても、「社員に法令順守を訴える」「精いっぱい頑張るしかない」などと繰り返した。

 同社は再発防止策として31日以降、全運転士約1100人の個人面談を行い、心身の健康状態を確認するほか、服務の厳正化などを指導する方針。<北海道新聞7月31日朝刊掲載>

 

JR北海道・特急火災 窓越しに炎、パニック 乗客「必死に逃げた」

(07/07 10:44、07/07 10:57 更新)

 車両の出火や発煙トラブルが相次ぐJR北海道で、またも特急列車から出火する事故が起きた。渡島管内八雲町のJR函館線で6日に起きた車両火災 は、走っている最中に炎が上がり、逃げようとする乗客らは混乱状態に。車掌の避難指示が的確ではなかったという声も出ており、過去の事故の教訓が生かされ たのか疑問符がつく。大惨事と紙一重の事故を繰り返すJRへの信頼が、さらに揺らぐのは避けられない。

 「火事だっ」。走行中の特急北斗14号・4号車の車両内では、窓ガラス越しに炎を確認した乗客がパニックに陥った。4号車の出火元付近とみられる座席に いた神奈川県の男性(66)は「足元から灰色の煙が出てきて、化学繊維が燃えたような臭いがした。とにかく必死で前方の1号車へ逃げた」と、声を震わせ た。

 乗客らによると、煙の臭いなどで、避難後も体調を崩す人が続出。乗客として乗り合わせた医師が、ぐったりした人を世話する場面もあったという。4号車の外観は、炎の熱のために塗装がめくれ、黒く焦げる無残な姿となった。

 緊急停車時、5号車の中央に座っていた埼玉県上尾市の女性(78)は、車掌から「前に行ってください」と、指示を受けたという。5号車の前の車両は出火 元とみられる4号車。他の乗客から「何で煙が出ている方に行くのか」と声が上がり、車掌の指示と反対の後方車両に向かった。

 2011年5月のJR石勝線の脱線炎上事故で運転士らが火災を確認できず、車内の乗客の避難誘導が遅れた教訓から、JR北海道は乗務員の避難誘導訓練な どを強化した。しかし、今回の事故で乗客の証言通りなら、的確な避難指示はできていなかったことになる。この点についてJR北海道は「5号車の乗客を4号 車方向には誘導していない」と説明している。<北海道新聞7月7日朝刊掲載>

JR北海道の連続列車火災事故。根本原因はかなり深刻との声も

特急北斗出火:燃料ポンプ破損、ピストン異常回転が原因

毎日新聞 2013年04月17日 01時29分(最終更新 04月17日 02時08分)

 北海道八雲町のJR函館線八雲駅で8日、停車中の札幌発函館行き特急北斗20号(7両編成)から出火し た事故で、JR北海道は16日、火が出た4号車の床下にある「燃料噴射ポンプ」の部品が折れていたと発表した。破損で燃料が過剰に供給され、エンジンのピ ストンが異常回転して出火につながったとみられる。同社は、同型エンジンの特急列車36両の部品を交換する。

 同社によると、破損したのは燃料の供給量を調整する部品で、燃料の軽油が過剰に流れてピストンが異常回 転し、車輪に動力を伝える回転軸とピストンをつないでいる連接棒が破損。ピストンが傾き、潤滑油が排気管に漏れ出し、エンジン音を小さくする消音器に流れ て出火したという。

 噴射ポンプの破損事故は12年9月にもJR千歳線新札幌駅に停車中の特急列車で発生。同社は、同型部品の交換時期を走行距離50万キロから25万キロに短縮した。今回の破損部品は走行距離が約20万キロで、まだ使われていた。

【遠藤修平】

 

函館線を走行中の特急から煙 JR北海道、50本運休

  5日午前7時半ごろ、北海道美唄市茶志内(ちゃしない)町本町のJR函館線茶志内駅近くを走行中の旭川発札幌行き特急「スーパーカムイ6号」(5両編成)の最後部車両で煙が出ていると、乗客から車掌に通報があった。列車は同駅に臨時停車し、車掌と運転士が床下を点検、車軸付近から火が出ていたため、運転士が消火器で消し止めた。

 JR北海道によると、乗客60人にけがはなく、同駅で全員が降りて、タクシーで代行輸送をしたという。この影響で、午後1時現在、特急や快速エアポートなど列車50本が運休している。

 JR北海道では車両トラブルが相次いでおり、JR側が原因のトラブルは、昨年度は過去10年間で最多の165件に上っている。

 

保守記事.250-2 生きて~


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