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保守記事.437 またなの?!

2014-08-14 12:36:05 | 記事保守

スイスで列車脱線、日本人5人重軽傷 土砂に突っ込む

松尾一郎

2014年8月14日10時44分

 

 スイス南東部グラウビュンデン州ティーフェンカステル近くの山間部で13日午後0時半(日本時間午後7時半)ごろ、観光山岳鉄道「レーティッシュ鉄道」の列車(8両編成)が崩れた土砂に突っ込み、客車3両が脱線した。日本人6人が乗車しており、うち5人が重軽傷を負った。

 在スイス日本大使館が日本人の被害を調べたところ、重傷を負ったのは横浜市在住の70代男性で、腰の骨を折った可能性がある。この男性の60代の妻とオランダ在住の家族3人が打撲などの軽傷。重傷の男性と妻が入院したが、いずれも命に別条はないという。

 グラウビュンデン州警察の発表や現地報道によると、事故当時の乗客は約140人で、消防隊員や山岳救助隊員など約180人が救助に当たった。山岳地帯のため事故現場への地上からのアクセスが良くないことから、航空救助隊のヘリコプターも出動して、けが人を搬送。3時間ほどで全員が救助された。州警察は11人が重軽傷を負ったと発表した。脱線した3両のうち1両は谷に落ちたが、途中の立ち木に引っかかって止まり、別の1両も落ちかけたが持ちこたえたため、被害が抑えられた。

 現場付近では、ここ数週間雨がよく降って地盤が緩んでいたところに、この日朝から特に激しい雨が降り、土砂崩れが起きて事故につながったとみられる。

 アルプスの山岳地帯を走り、多くのリゾート地などをつなぐレーティッシュ鉄道は私鉄で、世界各国から訪れる観光客が利用することで知られる。(松尾一郎)

 

氷河急行 - Wikipedia

氷河急行(ひょうがきゅうこう、または氷河特急あるいはグレッシャー・エクスプレス, Glacier Express)は、スイスを代表する山岳リゾートを結ぶ山岳鉄道である。マッターホルン・ゴッタルド鉄道(MGB)とレーティッシュ鉄道(RhB)とい うスイスの鉄道会社2社が、ツェルマットとサンモリッツの間で運行している。

オリエント・エクスプレスにならい氷河急行と訳されることもあるが、スイスでは特別列車/車両という意味合いで「エクスプレス」という商品名を使用 しているため、日本でこの商品が紹介される時に、現地の鉄道会社が<氷河特急>という日本語名でロゴを作成したため、スイス政府観光局や主な旅行会社では <氷河特急>と表記している。

事故

概要

2010年7月23日11時50分(現地時間)にマッターホルン・ゴッタルド鉄道区間内のヴァリス州フィーシュ付近(ラクス駅 - フィーシュ・フェーリエンドルフ駅間)で氷河急行列車の一部車両が脱線し、転覆する事故が発生した。この事故で乗客の日本人団体観光客の1人が死亡し、他の乗客の多数が負傷した。負傷者の大半は日本人団体観光客であった。

事故原因の調査 調査

事故原因について、マッターホルン・ゴッタルド鉄道広報部長のヘルムート・ビナーは事件発生当日、スイスドイツ語放送のニュース番組で「今回の事故については人的、技術面双方での原因が考えられるが、現時点では技術面に因るものではないかと考えている。」と述べた。 また、2010年7月24日付 Der Sonntag 紙は事故発生前の12か月以内に、雪崩による事故(軽傷2名)、トンネル内での車両事故により乗客50名が缶詰になった等2件の事故が発生していたことを報じたが、マッターホルン・ゴッタルド鉄道のヴィリー・アブロン役員は鉄道運行の安全危機管理には問題ないとし、この時点で「定時運行は保たれていた」と述べている。 2010年7月26日にヴァリス州ブリークでスイス警察当局と専門調査委員などが行った記者会見では、「列車運転士が『レール変形を視認していたが、どうすることもできなかった』旨の証言を行ったこと」を明らかにしたが、この証言については確実な検証には至っていないとしている。 7月30日になってスイス政府当局は速度超過によって脱線したとする暫定調査結果を発表、詳細な調査を続けたあとに最終結果を確定する予定を発表した。 2010年11月7日付 Blick 紙日曜版では、当時34歳の運転士による過失であったと報じた。コベルト事故調査委員長は、「事故現場の200mほど前で運転速度を時速35kmから56kmへ加速したことが明らかになった」と今までの憶測を事実上否定した。マッターホルン・ゴッタルド鉄道のモーザー社長はコベルト委員長からの報告にコメントせず、また事故を起こした運転士当人が起訴された場合でも「運転士以外の役職」として継続雇用するとしている。 運転士は上司に対して「定時運行に対する強迫観念からではなく、事故の直前にブラックアウト状態になった」と述べている。 2010年内には正式な事故調査報告書が提出される見込みで、リッツ事故調査裁判官は運転士に対する過失についての公判への手続きを進めている。

 

最終調査報告書・裁判


2011年1月20日になってようやくマッターホルン・ゴッタルド鉄道は事故の最終調査報告書を発表した。
事故調査委員会によれば、事故の原因は制限時速35km/hの区間を56km/hで走行した運転手の過失に他ならないとしており、委員会からは安全管理システムの敷設・徹底化と運行記録のデジタル化についての指導を受けている。
但し、経営陣の進退問題や運転手に関しての処遇対応などは2011年1月31日の段階で明らかにされておらず、また事故発生直後も原因が明確化されないままに通常運行がなされ以前と同様の動員集客・広報を行ないツアー等を継続していた同社の対応については幹線鉄道ではなく観光鉄道であるという面から考慮しても、一抹の不安と多くの疑問を抱かざるを得ない。 2011年3月、ヴァリス州の裁判所は運転士の過失を認定、執行猶予の付いた罰金刑の判決を出した。

 


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