フィギュアコーチ、教え子暴行認めず 名地裁で初公判
2009年8月20日 13時24分
フィギュアスケートの教え子だった中学２年の女子生徒＝当時（１３）＝に乱暴したとして強姦（ごうかん）致傷罪に問われた酒井康資被告（５８）の初公判が２０日、名古屋地裁であり、酒井被告は「私は無罪です」などと起訴内容を否認した。
冒頭陳述で検察側は「被害者は『大きい声を出すとスケートを辞めさせるぞ』と脅され、抵抗できなかった」と主張。「コーチの立場を利用し、性欲を満たすためだけの犯行。被害者に落ち度はない」と強調した。
弁護側は、犯行現場とされる２階の別室では当時、被害者の母親と妹が寝ていた点などを挙げ「この状況で強姦するのは不自然だ」と指摘。「被害者に嫌がる様子はなかったが、『痛い』と言われ、強姦はしていない」と反論した。
起訴状によると、酒井被告は２００８年４月１１日未明、名古屋市瑞穂区の自宅に泊めていた生徒の首を絞めて脅した上、乱暴して１週間のけがを負わせたとされる。
ソフトテニス女子部員に行き過ぎた個人指導 |
| 2009年08月20日08:58 |
ソフトテニスの指導をしている高校の女子生徒にみだらな行為をしたとして、県警が児童福祉法違反容疑で、美濃加茂市西町、会社員波多野渉容疑者（３４）を逮捕し、岐阜地検が同違反罪で起訴したことが１９日、分かった。
起訴状などによると、波多野被告は２００７年１１月、各務原市内の駐車場に止めた乗用車内で、県内の高校のソフトテニス部の女子生徒に、１８歳未満であることを知りながら、みだらな行為をしたとされる。波多野被告は当時、同部で指導していた。
関係者らによると、波多野被告はソフトテニスの県大会で入賞するなどの実力があり、県内のクラブチームに所属。これまでも複数の県内高校でソフト テニス部の外部指導者になることを志願し、指導に加わったことがあるという。しかし、女子生徒への個人指導が過ぎるなどの理由で、学校側が出入り禁止にし た例もあったらしい。
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