横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

記憶の「相棒」

2019-03-16 14:26:55 | 発達や学習が心配
今日はいいお天気で花粉もたくさん・・・・。

マスクをかけている人がたくさん歩いていらっしゃる・・・

春は疲れもあってなんとなくぼおっとしていまうこともありますね・・・。




学年末になると「算数」だけ(?)教科書の「まとめ」の練習ページを

学習することが多いです。

「一年間のまとめ」なので、「最長11か月前」に学習した内容もあります!

「垂直ってなんだっけ?」

「~時間~分ってどうやって~分にするんだっけ?」のような「疑問(笑)」が

むくむくと・・・・・

いまさら聞けない・・・・

6年生になると「6年間のまとめ」なので

2年生で学習した「L(リットル)やdL(デシリットル)」の換算まであります。

ほぼ5年前の学習・・・・。

算数は思考過程も大事ですが、基本的な「学習用語」の意味が分かっていないと

問題が解けないときもけっこうあります。

そんなとき、「・・・何月ごろ勉強したっけ?」と教科書をひっくり返すのも

ちょっと大変。

ましてや下学年の場合は、「何年生で勉強したっけ?」になることも。


1問をとくために「下調べ」が必要になり、それだけで疲れてしまう・・・。

そこでこんなものを考えてみました。



インデックスを端につけると探しやすくなります。




「面積」や「ながさ」など6年分を項目ごとにまとめて書いておくノート。


塾の生徒さんにこのページを写してもらいました。

コピーではだめなのです。

「自分の字で」

「自分の行間で」

「自分に見える大きさで」


描(書)かないと、覚えないのです。

そのときもできるだけ丁寧な字で。(雑だと見返したくなくなります)

子どもによっては、「罫線がなく白紙」のノートがよいようです。

「罫線」が自分の「サイズ」に合っていないとかえって見えずらくなるようなのです。

図が大きくないと、文字を書き込めないときもあります。

わからなくなったら、これを見直す。

何度もみているうちに見なくてもおぼえられるのでは?



もうすぐ卒塾する6年生には、中学校でのノートの取り方を「自分仕様」で

チャレンジしてもらっています。

中学校の数学の教科書を見ましたが、「数学用語」がたくさん。

これを使って(分かっている前提で)授業が進められるとしたら、

「自然数って何だっけ?」と悩んでいる間に「次」に行ってしまうかも。

そんなとき自分で作った「用語集」が役に立つのではと思います。

覚えるためには、

自分にわかりやすく(わかることばで)

何度も見返せる

自分ノート


があるとよいのでは、と思っています。

最初はちょっと大変かもしれませんが、活用できれば、

「頼れる相棒」になっていくのでは。



個別学習塾びすぽうくのホームページへ(色のついているところをクリックしてください)

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