横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

進級~学年と学年の「のりしろ」~

2015-03-17 10:52:22 | 発達や学習が心配
今日は気温が14℃。
コートがいらない暖かさです。
もちろん、花粉もすご~い・・・

今日は「のりしろ」の話です。




のりしろ、はこの黄色い部分。

なんと小学校は、来週で今年度が終わります。


早い、と感じるか「やっと」と感じるかは、一人ひとり

違うと思います。

「あゆみ(成績票)」をもらったら、がんばりを認めるとともに

あと3か月後に「どうなっていたいか」を話し合うのもよいですね。

子どもにとっては「3か月後」ぐらいがちょうどよいかなと

思います。つまり、6月ぐらいまでの「目安」です。

現状の「2割増し」で。

そしてこの短い春休みに考えたいのが、

のりしろ

子どもの意識としては、進級は「区切り」

自分をリニューアルしての「前進」。

でも実際は、気持ちだけで乗り越えられない部分が

あります。

急に友達とうまくかかわることは難しい

急に手先が器用になるわけではない

急に漢字が書けるようになるわけではない


徐々に向上していくもの、少し努力が必要なもの


実際はそんなものがわりと多いと思います。



4月中は新しい先生、新しい教室、新しいクラスメートの緊張の中で

過ごすため、「できちゃった」ことがけっこうあるかもしれません。

5月の連休明け、一息ついたころに少し「無理」をしていた子どもが

「戻ってしまった」ような感じになることがあります。

「がんばっている、新たな気持ちで努力しようとする」姿勢を認めつつ、

少しずつ「積み重ねていく」部分(これが「のりしろ」)があるという

ことも配慮していけるとと思います。


大人でも、新しい環境に入っていくときには自分の「のりしろ」

が意識できると少し「楽」になることがあるかもしれません。

「急には変われないけれど、少しずつ前進している」

「同じところで足踏みしているようにみえるけれど、

もしかしたら内部で少しずつ変化しつつあるかもしれない」自分。


あ、なんか私自身が自分に言い聞かせているような・・・。

あまり肩に力が入らない方がかえってうまくいくこともあります。

なんくるないさ。



個別学習塾びすぽうくのホームページへ(色のついているところをクリックしてください)

4月より学習の時程が変わります。






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