横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

子どもが「心の話」をする。

2021-07-04 15:42:31 | 発達や学習が心配
一昨日、昨日と横浜はどしゃぶり。

今も雨が降り続いています。

今週は、ずっと雨が続きそうです・・・・。ちょっと気分も

「ドラゴン桜」が終わってしまったけれど、

ぜんぜん違う趣のNHK「引きこもり先生」第4回を見ました。

残念ながら1.2回は見ていないのでネットで検索していたらなんと

ウィキペディアにありました!

11年間引きこもっていた男性が中学校の教室に入れない子

のための教室(STEPルーム)の非常勤講師になる話です。

再度見ても涙が止まりません!

見ている人の「立場」(当事者・中学生・保護者・先生・カウンセラー・・・・)

によって感じ方がいろいろなんだろうと思います。

いろんな場面・登場人物のセリフが心に入ってくるのですが、特に

STEPルームの若い先生の言葉で

「子どもたち、(ひきこもり)先生には、いろいろ話すんですね・・・

私には、あまり話をしてくれない・・・」

から

子どもは直観で「大人がどこまで真剣か、そして安心できる人か」見抜く。

たぶん、傷ついた経験がある子はなおさら大人をみる力が強いのでは、と感じました。

子どもが「できごと」でなく、「気持ち」を伝えてくれるのって

知り合ってすぐではなくてしばらく様子をみてから。

子どもなりの表現だから、大人にわかりにくいこともあるけれど

「伝えたい・伝えよう」という気持ちはとっても純粋で真剣。

そんなときは、他のことはさておいて大人も「真剣」に聴く。

話した後、何か行動を起こしてほしいこともあるし、

ただ聞いてもらいたいときもある。

ドラマでは、少し誇張もあるように感じられるけど、

実際にいろいろなことが子どもに起こっているのも事実です。

「うれしいこともつらいことも言葉にしにくいことも」



最近自分の中で、「アドバイスする」ことが「聴く」ことに勝っていないか、

少しもやもやしていたので

心を「整える」きっかけをくれたドラマでした。

今週いきなり「最終回」なんだけれど、どう収まるのかな・・・・。

STEPルームの先生もきっとだんだんに子どもたちから信頼されていくんだろうな。

若い先生には、「時間がある」、と応援もしています!


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コメント
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