横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

感覚の過敏・・・

2017-03-08 13:26:59 | 発達や学習が心配
今日は、春らしい柔らかな日差し・・・

青空が気持ちよいです。

(花粉はたくさん飛んでますが


駅のホームのアナウンスが

「~行き 上り電車が参ります」



「~行き 下り電車が参ります」

が同時または、数秒差でされることが

よくあります。

男性の声・女性の声で上り下りを変えていたり、

コール音(生徒さんに聞くまで気づきませんでした!)が

上り下りで違っていたり、と「工夫」があるようですが、

「かぶって」いるのでどちらの声を聞いてよいのか

分からなくなってしまう人がいなかと、毎回心配です。

わざわざ「同時」に流さなくても・・・。

鉄道会社の人は、「聞き取りにくさ」のある人への配慮に

気づいてくれるといいのに・・・と思います。

      

「鉛筆と紙がこすれる感覚や、音が嫌」で

「書くことに抵抗がある」子どもがいます。

鉛筆の「黒い粉」が「手」につくことも気になってしょうがない・・・。

「サインペン」と紙がこすれる音が苦手な子ども。

時計の針が動く音がすごく気になる

照明の光がノートに反射することで

「手元」が見えにくくなる

十字罫線の入った1cmますのノートを

「注視」することがつらい・・・

「集合写真」に写ることが苦手(フラッシュ!)

洗濯の柔軟剤の臭いがたまらなく嫌

・・・など

生理的に「嫌」なものがあると、集中しにくい。

************************

子ども自身、どう対処してよいかわからない

なんとなく「嫌な」気分はあるけれど、

なにがどう嫌なのか、どうなったらよいのかが

分からない・・・

そして「みんなも同じ状態なのに我慢している

のだから、自分だけいや、と言ってはいけない」と

思っている子どももいるようです。



水を凍らせる実験をしてみました!棒グラフをかく練習にもなります。

集団の中では、「とってもわがまま」に思えてしまうのですが

ちょっと「配慮」があるだけで、学習に向かえることも

たくさんありそうです。

その前に「その子にとって何がどうなるとよいのか」が

周りの大人が気づくことから・・・ですかね。

例えば、「照明器具の真下の座席や、

窓際で日光が当たる座席では、

ノートや教科書に反射して見えにくい」

ことに気づけば、カーテンをひいたり、座席の位置を

移動したりができます。

塾では、手元の照明をほぼつけないぐらい暗く調節する

子どももいます。

もしかして・・・・と思ったらいろいろ試してみてください。



個別学習塾びすぽうくのホームページへ(色のついているところをクリックしてください) 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする