横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

遠足のスキル?

2016-05-16 14:52:56 | 発達や学習が心配
さわやかな5月。

5月、と言えば、「遠足」。

わくわくして前の晩眠れなかったりして・・・

・・・でもなかには、不安でいっぱいの子も(おうちの方も?)

並んで歩く

列からついついはみ出しちゃう子も

「みんなでいっしょに行動しましょう。」

蝶や虫が気になって追いかけてしまううち、

ぜんぜん違う方向に行ってしまったりして

「なかよくグループでお弁当を食べましょう。」

友達に合わせるのは疲れるので

一人で食べたいな~

「みんなでごちそうさまをしましょう。」

大好きなデザートがまだ終わらないから

もうちょっと食べていたい

「お弁当の片づけをしましょう。」

あれ、どうやって包んであったっけ?



風でシートがあおられて何度やってもたためない

「そろそろ帰りますよ。」

なんか帽子をかぶってきた気がするんだけど、

なくなってる!

「2列で並んで歩きましょう。」

つかれっちゃったよ、おんぶ~。

電車の中でつい、水筒のお茶を飲んでしまう。

     「電車の中では食べたり飲んだりはだめでしょ。」

なんでいけないの?のどからからだよ。



朝から帰りまで「集団」で行動するのは、かなり疲れます。

(先生方、本当にお疲れさまです!!)

「合わせる」ことにストレスを感じる・・・・

さらに、「たたんだり」「結んだり」「しまったり」する

「スキル」に苦手さがある場合、行動のテンポがおくれがちです。

「慣れない」場所に「不安」が大きな子どももいます。

(新鮮さはなくなりますが、前もって「下見」しておくのは

不安軽減に役立ちます)

「たたむ」「結ぶ」「しまう」は前もって「練習」しておいて

当日は多少うまくなくても「目をつぶって」。

また、いろいろ準備していても「突発的なこと」が

起きるのはよくあること。

例えば、おはし忘れとか・・・。

(教員のときは、わりばし3膳はもっていきました・・・

 水辺があるときは、ショートパンツも用意!)

そんなとき、「助けて」が出せるようにしておくのも

大切なことです。

保護者は、ここまでやったら、

「なんとかなるさ」と思って笑顔で

送り出してくださいね。



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