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今日の歩き 160506

2016-05-06 23:07:58 | 歩く
歩数 24306歩
距離 20.7km
消費 933kcal

今日は日中いい天気でしたが、夕方から雨が降りました。
昨日の天気予報ぐらいから、今日雨が降ると言っていましたが、
ゴールデンウィークに入る前は雨は明日の土曜日だったので、
それがちょっと前にずれ込んできてしまったようですね。

今日は休みを取って、国立科学博物館に行ってきました。
特別展の恐竜博では、スピノサウルスが水中で活動していたんじゃないか、
という説が出てきたようですね。
獣脚類という、ティラノサウルスと同じ仲間ですが、
脚部が発達してなかったり、頭蓋の前方に、
水中でセンサーになるための神経がたくさん通っている穴があったり、
鼻腔の位置が息継ぎしやすい上部になっていたりなど、
状況証拠から色々と推測していくのは楽しそうですね。

各恐竜の幼体は骨が未熟で残りにくいそうですが、
近年見つかった化石からは成体との形状の違いから、
種内での判別に役立ってたということらしいですが、
形状が同じでも大体わかるんじゃないかなと思いました。

羽毛があるから恒温的というのはなかなか納得できませんが、
変温だからこそ、温度変化を緩衝するために、
羽毛を持っていたんじゃないかなと感じました。

翼を全脚と後脚の2種持っているものとか、
皮膜を持って滑空する種類もいたとか、興味深いです。
皮膜だと、ムササビなどに近いということでしたが、
恐竜が取りになっていく過程で、
別系統の哺乳類の飛翔器官に似たものも、
試行錯誤の中で形状の収斂があったということは、
本当に面白いですね。

そして、今日訪問したメインの企画展、バイオミメティクスです。
生物の形状や機能を工学に取り入れて応用するというのはロマンがあります。
思ったのは、微細構造がいろいろなものに使えるということで、
ハスの撥水性や、ヤモリや昆虫のファンデルワールス力を利用した吸着、
モスアイ構造による反射防止など、色々な効果があるようです。
どうして生物がそういうことができるのか、というところから、
特殊な顕微鏡などでの観察研究から解明できることも凄いですが、
そんな微細な構造を工学に取り入れる、というか、
微細な構造を使える形にできるという技術力にも感服です。

やっぱり、構造色のところが一番楽しかったですね。
モルフォチョウの標本も綺麗でしたが、
構造色にも2種類あるなど、勉強になりました。

企画展はパンフとかが無いようでちょっと残念でした。

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