岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

アコースティックライブ@下北沢

2022年03月05日 16時07分57秒 | 短歌の周辺
2月27日、このライブはラプソディーという名のライブハウスで行われた。

 出演者は「栗原優with鈴木峻」「竜二」「滝和祥」の3ユニット。

 栗原優は「生き方を問う歌」「都会の若見の孤独と夢・苦悩」「未知への挑戦」「窒息しそうな若者」「自分の存在意義」など重い主題の歌を歌った。栗原は自分のことを「僕」と呼ぶ。女性だが男性以上に男性の心を歌っているように感じた。そこに鈴木峻のサックスが加われば、まさに絶唱だ。

 竜二は、かなりのベテランと見た。ギターの傷の具合でわかる。女性ファンが多く、トークも絶妙、エンターテイメント性もあった。完成した演奏だった。

 滝和祥は、竜二を上回るベテラン。螺鈿がネックに輝く高級ギターの演奏だった。雰囲気を盛り上げる術があり、演奏も歌唱もテクニックが非常に高い。どこかのキャンペーンソングの演奏に選抜されただけのことがある。この日のトリだった。

 最後にアンコールに答えて、栗原優、竜二、滝和祥の共演。即興にもかかわらず息があっていた。栗原優と鈴木峻は粗削りの面があるののの研究熱心。これから伸びしろがあるだろう。

 それにしてもアコースティックギターはいいものだ。






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