岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

日本ペンクラブに入会しました

2017年07月21日 15時52分59秒 | 作歌日誌
日本ペンクラブに入会した。フェイスブックの友人の紹介で、作家で前会長の浅田次郎、歌人の北久保まりこ、の推薦を頂いた。日本ペンクラブは「国際P・E・N憲章」という、宣言に基づいて行動することが求められる。

 先ず、「国際PEN憲章」の理念。


「国際PENは、文学、文化にかかわる表現とその普及にたずさわる人々があつまる唯一の国際組織です。創立は1921年にさかのぼります。

 日本ペンクラブはその日本センターとして、「国際PEN憲章」に基づき、「文学の普遍的価値の共有」「平和への希求と憎しみの除去」「思想信条の自由、言論、表現の自由の擁護」を基本理念として活動してきました。

 国際PENも日本ペンクラブも設立の背景には、戦争に対する危機感がありました。戦争に至る社会と世界は、いつ、どこにおいても見方と敵を作り出し、生命と人権を軽んじ、言論表現の自由を抑圧する。-そのことを身に沁みて知った文学者たちが、国境と言語、民族と宗教の壁を越えて集まったのが始まりです。


 私たちは文学と文化的表現に立脚しながら、あらゆる戦争に反対します。いかなる国の核兵器と核実験も容認しません。そして、生命と人権、言論、表現の自由を守るための活動を続けています。」


 次に「国際PEN憲章」。


1、文芸著作物は、国境のないものであり、政治的なあるいは国際的な紛糾にかかわりなく人々の間で共有する価値あるものたるべきである。

2、芸術作品は、汎く人類の相続財産であり、あらゆる場合に、特に戦時において、国家的あるいは政治的な激情によってそこなわれることなく保たれなければならない。


3、PENの会員たちは、諸国間の時理解と相互の尊敬のためにその持てる限りの影響力を活用すべきである。人間間、階級間、国家間の憎しみを取り除くことに、そして世界に生きる一つの人類という理想を護るために、最善の努力を払うことを誓う。


4、PENは、各国内及びすべての国の間で思想の交流を妨げてはならないという原則を支持し、会員たちはみずからの属する国や社会、並びに全世界を通じてそれが可能な限り、表現の自由に対する抑圧に反対することを誓う、PENは言論報道の自由を宣言し、平時における専制的な検閲に反対する。PENは、より高度な政治的経済的秩序世界への世界が必要としている進歩を成し遂げるには、政府、行政、司法制度に対する自由な批判が不可欠であると信ずる。なた自由は自制を伴うものであるが故に、会員たちが政治的個、意図的目的のための欺瞞の出版、意図的な虚構、事実の歪曲など言論不動にまつわる悪弊に反対することを誓う。




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