岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

2020年の年初にあたって作歌環境:「星座α」のこと等。

2020年01月11日 23時45分15秒 | 作歌日誌
2020年が始まった。今年は大きな転機を迎える。「星座」が休刊、実質上の終刊となった。「星座α」まで休刊になったら、短歌を止めるつもりだった。その後、「星座α」の顧問、選者、編集スタッフが集まって企画会議を開いた。

「星座α」は2020年から季刊になる。年4回発行だ。「星座」からいくつかの連載を引き継ぎ、新しい企画として、選者が交代でエッセイを書くことになった。

 僕は「体験的、尾崎左永子論(仮題)」を書くつもりだ。また、手元に温めていた「相聞」50首を順次発表する。「星座かまくら歌会」で、尾崎主筆に「相聞を詠みたいのですが」と尋ね。「あら、岩田さん恋でもしたの」と言われてその場がざわざわしたというエピソードがある。

 「アララギ派ではいい相聞がないから。頑張って。」と言われ、5年越しの時間をかけて完成させた。「詩人の聲」の公演にも原作をかけた。その後さまざまなアドバイスを尾崎主筆や、歌会で受けて最終稿が固まった。これを順次発表する。

 今日は2020年1月11日だが、最初の10首を編集部にあてて投函した。

 年賀状には「星座が終刊になって大変でしょう」とか「星座αの新しい出発ですね」などの言葉が添えられていた。多くの人が注目している。

 心機一転、創作活動に取り組みたい。2019年から2020年にかけての、稀に見る体調不良からはなんとか脱出できた。鏡開きが終わってしまったが、今日を出発点としたい。

・もう二度と会うべからざる人なりと思う夜道に背筋冷たし・

 一つ吹っ切ったことがある。覚悟はできた。

 僕が本気になると「修羅場になる」とFacebookの占いにあったが、さてどうなるのだろうか。請う、ご期待。




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