この頃つとに思います。「時代の転換点」に立っていると。そんな思いを書き出してみました。 . . . 本文を読む
「自由主義史観」が登場したとき、「日本人のアイデンティティー」が議論になりました。「自由主義史観」の人たちは、それを天皇制や、「古事記」「日本書紀」の神話に求めます。果たしてそうでしょうか。 . . . 本文を読む
斎藤茂吉も佐藤佐太郎も明治生まれですが、その明治とはどんな時代だったのでしょう。日露戦争の性格を通して考えます。短歌史のうえでは与謝野晶子・斎藤茂吉の「赤光」の時代の初期にあたります。そして坂の上の雲は何色だったのでしょうか。・・・ . . . 本文を読む
NHKのドラマ「坂の上の雲」のなかで、農民は、児玉源太郎と乃木希典に出征を報告する貧しい人々、都市に住む人々は、戦争熱に湧く者たちとして描かれていますが、果たしてそうでしょうか。僕はどうしても違和感を拭えないのですが。・・・ . . . 本文を読む
5月に起こった歴史的事件と言えば、5・15事件。歴史教科書の記述だけからすると5・15事件と2・26事件は混同しやすい事件です。類似性の印象が強いのですが、歴史上の性格・影響はかなり違うものです。・・・ . . . 本文を読む
NHKの大河ドラマ「花燃ゆ」が高視聴率をあげています。そこでは吉田松陰を始め、のちに攘夷派の志士となる、下級士族が、学問に熱心で、国の行く末を案じる若者として描かれています。しかし学問的に見て、果たして妥当なものでしょうか。 . . . 本文を読む
いわゆる「従軍慰安婦」の報道に関して、8月5日と8月6日に朝日新聞の紙上に、訂正記事が掲載されました。これを巡ってネット上でも様々な意見が飛び交っています。この訂正記事の意味するものは何でしょうか。考えてみました。 . . . 本文を読む
歴史修正主義者が「朝鮮は植民地でなかった」と主張しています。しかし、それが妥当でないことは、先日の記事にしました。最近の新聞広告では「台湾は植民地ではなかった」と叙述する書籍が出版されています。ここでは、「台湾の植民地支配」について論じた学術論文を御紹介します。 . . . 本文を読む