北原白秋と言えば、「浪漫主義」「耽美主義」などと呼ばれることがありますが、晩年の作品は「切実」でありながらなお「写実派」とは違う特徴をもつものがあります。「新幽玄体」と呼ばれるものです。 . . . 本文を読む
1910年(明治43年)日韓併合条約が結ばれます。朝鮮の植民地化と僕は思うのですが、一方では対等な条約だ、いや軍事力を背景とした押しつけられた条約だと議論が絶えません。ここでは視点をかえて同時代の日本人がどう考えていたかを石川啄木の作品からみてみましょう。 . . . 本文を読む
齊藤茂吉は伊藤左千夫の弟子ですが、「選歌の師は伊藤左千夫・本来的に師と言わねばならぬのは長塚節」といっています。いくつか理由があるようですが、斎藤茂吉に大きな影響を与えた長塚節の短歌です。 . . . 本文を読む
佐佐木家は代々「歌学」を引き継いできた家柄で、旧派のひとつだったのですが、佐佐木信綱のときに「短歌革新」の一翼を担うようになります。万葉集の研究者としても著名で、万葉集を称賛した正岡子規とも親しかったようですが。・・・ . . . 本文を読む
アララギ派の歌人・上田三四二。アララギに入会はしなかったものの、「新月」という会には入会しました。結社と呼ぶにせよ、同人誌と呼ぶにせよ、批評をするされる場にはやはり必要なのでしょう。 . . . 本文を読む
塚本邦雄の短歌は難解だと言われます。別の記事にも書いたのですが、戦後の日本と世界・戦後の日本人のありようを厳しい眼でみつめる、という視点で読めば塚本短歌を読み解くカギになると僕は思うのです。 . . . 本文を読む
かながわ文化センターで「短歌講座」を担当していると、「馬場あき子さんの短歌は難しい。」としばしば言われます。「写実短歌」や「浪漫主義の短歌」とは読み方が違うのですが、今日はそのお話。 . . . 本文を読む
宮柊二。北原白秋の弟子で、世代でいうと佐太郎の世代にあたります。佐藤佐太郎より三才年下。ところが、この三年の違いが大きな差となってきます。それは、15年戦争に出征した経験があることです。 . . . 本文を読む