オクトシティー正直村

おかしいな?変だな?と思った事を綴った駄文

ウイルス感染の確率の考察

2021年04月21日 | Weblog
新型コロナウィルスの感染者数が毎日報じられている。

 そして、増えた減った、最多記録だなどと騒いでいるが、ただそれだけではなく、もっとこの数字について考える必要があるのではないかと思う。このいわゆるこのコロナ禍は2年を過ぎる。数字の増減だけで一喜一憂するのでなく、その意味を冷静に分析する必要がある。一体感染者数の実体は何なのだろう。調べてみると、医療機関や保健所で検体を採取し、陽性と判明した場合都道府県に発生届を作成し報告するようになっているようだ。これを集計したものをメディアで報道している。

感染者数ではなく陽性者数なのである。

 検査結果が陽性であっても感染しているわけではない。粘膜にウィルスが付着しているだけでは感染源とは言えない。ウィルスが体内に侵入し増殖して初めて感染であり、この時点でウィルスを拡散することになる。この真の感染者を早期に見つけ出し非感染者から隔離しなければならないのである。本当に注目すべきはこの真の感染者数なのである。新型コロナウィルスは肺だけでなく喉や気管でも増殖できるため感染力が強いとされている。だからこそ早期の隔離が必要なのだと思う。

メディアに報道されている感染者数は、

 PCR検査をした人達に限られる。それ以外の検査をしていないで感染している人は感染者としてカウントされていない。また、検査をして陽性であった人は、医療機関で感染者と非感染者に分類され、感染者は医療機関等に隔離されているので感染源とはなり得ない。そう考えると、本当にウイルス感染を防止するために注目すべきは、真の感染者で、しかも検査も診断も受けていない人である。このような人が市中に感染源として出歩いてウィルスを拡散しているのである。

陽性者数だけでは本当の感染対策のための指数にはならない。

 もっと言えば、検査数を増やせば陽性者数は増えてゆく。反対に今の状況は濃厚接触者だけでなく多くの検査未実施の人の中からも陽性者を見つけ出しているのである。陽性者数は多ければ多いほど喜ぶべきであり、もっともっと検査すべきであり、検査も診断もしていない集団から早期に陽性者を検出して診断により真の感染者を見つけ出し隔離すべきなのである。そうしない限りいつまでたっても本当の感染者数は収束しないと思う。難しいとは思うが、地道に対策してゆくしかない。

ウィルスに感染するかしないかは確率で論じることができる。

 一人の感染者と接触したら必ず感染すると仮定すると、2人の時の感染率を1として、これが10人になると45倍、100人になると4950倍、1000人になると499500倍になる。なんてことない、二人の組み合わせ数を算出しただけである。それだけの二人の組み合わせ数があり、それぞれに感染率が適用されることになる。東京都の場合、感染者の総数から回復者を差し引くと約1万人となる。これが現在の感染者として、東京都の人口を1000万人として感染率は0.1%となる。10人で0.45%、100人で495%、1000人で49950%となる。

感染者数は、100人で約5人、1000人で約500人にもなる。

 こう考えると、いかに人が密集し、人数が増えると感染者が指数関数的に増大することがわかる。都市部で人口が密集していることが感染の原因であるようだ。まぁ、これは周知の事実であり、現状がまさにそうである。そうであれば、密集を避ければいいのである。密集している部分を分離すればいいのである。例えば1000人の集団を100人の10集団に分離するのである。感染者は500人から50人になる計算になる。画期的な方法ではないか。

例えば会場を10区画に区分するのである。

 そして入り口から出口まですべて分離するのである。空間的に無理であれば時間的に分離すればいい。そして集団相互の接触を完全になくすのである。そうすれば感染率を低減することができる。当然入り口で体温測定して発熱症状のある人は除外するのである。せめて、葬式や結婚式や小会場での会合くらいはできるようにしてもらいたいものである。個人個人が個々に対策をするのにはもう限界にある。もっと総合的な対策ができないものだろうか。

変異ウィルスについても騒がれているが、

 新型コロナウィルスは最初から変異ウィルスである。蝙蝠から人へ、人から人へ、と変異しながら生き延びてきたのである。当然今も変異しつつある。そして最も生命力と繁殖力のある種が生き残っているのである。結果として今の状況にあるのであって、このことをいくら騒いでも何の対策にもならない。要はこのコロナウィルスをどのように撲滅させるかである。現象でなく、コロナウィルスそのものに注目して対策をそべきではないだろうか。

思いついたことをまとまりもなく書き綴ったが、

 要は、市中に出回っているウィルスの感染源である真の感染者に注目すること、その真の感染者を早期に検出して隔離すること、そして真の感染者に接触する確率を少なくすること、を提案するものである。もう新型コロナ感染拡大は2年にわたって続いている。それなのに一向に改善しない。個人に対して感染防止を呼び掛けるだけでは限界にきているのは明白である。お願いや要請だけでなく、有効な対策を案出して具体的に実行しなければならないと思う。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 風評被害(2) | トップ | ウイルス感染の確率の考察 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事