オクトシティー正直村

おかしいな?変だな?と思った事を綴った駄文

ビタミン神話

2022年05月23日 | Weblog

ビタミンが人間世界で喧伝されている。

 メディアやコマーシャルがビタミンで大騒ぎである。しかも自然の食物から摂るものではなく。ビタミンそのものや添加物として人工のものを摂取することを半ば強制のごとく推奨している。いずれも、天邪鬼の私には金儲けのために煽っているようにしか見えない。当然ながら、私はビタミン剤や、サプリメントや、得体の知れない食品添加物は意識的に避けて、努めて自然に近い食品を選択するようにしている。

ビタミンとはVITA-MINEである。

 生命の活力という意味のVITAと、窒素化合物であるAMINEをくっつけた用語で、物質としては窒素化合物である。窒素化合物のうち生命に活力を与える物質を「ビタミン」という。最近では主要なものを13種類に分類して情報提供されているが、本当は、13種類以上にまだ解明されていないものがあるのである。13種類を接種していれば問題ないというのは正確ではない。だから、人工のもので摂取するのは不足分を補うだけで、全てを網羅することはできない。

それでは、どうするか、

 自然のものを好き嫌いなくまんべんなく食べていれば、どこかで摂取できるのである。自然のものには全てのビタミンが存在する。このビタミンさえ接種していれば大丈夫というのははっきり言って詐欺もしくは嘘である。あくまで、身体の不調を改善するための薬として使用するのが正しい使用法である。身体に不調がなければ何もビタミンを気にすることはない。当然ながら、病気を未然に治したり、若返りしたり、精力を増強したりする効果は望めない。

はっきり言って、ビタミンは毒である。

 毒を身体の中に取り入れることによって、身体の部位が刺激されて免疫力や抵抗力が活発になって活力が増すのであるが、もともとの体力がないとビタミンをいくら摂取しても身体は反応してくれない。体力が弱っているときにはビタミンはかえって害になる。病人食を考えてみればいい。典型的なものはおかゆであるが、これはビタミンとは全く関係ない献立である。言い忘れたが、ビタミンにはタンパク質、糖質、脂質は含まれない。

通常は、ビタミンを摂取する前に体力をつけることに専念すべきである。

 もともとの体力あってのビタミンであり、しかも人工のものでは理想的なビタミンの状態を維持することはできないのである。現代人は何か勘違いしているのではないだろうか、金儲け主義のコマーシャルに騙されているのではないだろうか。コロナ禍で世界中がワクチン至上主義に陥っているが、ワクチンも同じである。もともとの体力のある人はワクチンは必要ない。自己の免疫力や抵抗力でウィルスを撃退してしまう。反対に体力のない人へのワクチン接種は害を及ぼす。

ワクチンが有効なのは、

 普通の体力で、ワクチン接種に耐えることができ、身体内部に刺激を与えて免疫力や抵抗力を高めることができる人達、もしくは、多数の人に接触して感染の可能性の高い人である。すべての人にワクチン接種と考えるのは間違っている気がする。感染して重症化した人達を救命することが最優先であろう。確かに爆発的な感染は死者も増大するので問題だが、救命さえできれば、感染そのものは問題ないと思う。病気を治すのは薬そのものではない。薬は身体の病気を治す力を助けているだけである。最後は自力で治癒しているのである。

ワクチンの副作用も気になるところである。

 接種した時だけの副作用ではなく、長期的な副作用である。今のところまだ判明していないが、人間の免疫機能に人為的に作用を及ぼして、どのような後遺症があるかは不明である。たぶん、人間の本来の免疫機能はワクチン接種によって混乱するのであろう。もしかすると、身体が免疫機能そのものを放棄して、本来の免疫機能が低下してしまうことが想像できる。人間の体がワクチンなしでなければ免疫機能を発揮できなくなるのではないだろうか・・・。2回目、3回目とワクチン接種を奨励しているが、果たして正解なのかは今現在はわからないが、取り返しの付かないことにならなければいいがと危惧している。

ビタミンを豊富に含んでいるのは、野菜や果物類である。

 自然界で生存する植物は生き残るのに必死である。そのために外敵から自分を守ったり、競合相手に打ち勝つために植物には豊富なビタミンがある。よく言われるのがポリフェノールであるが、これははっきり言って毒であり、これでもって外敵から自分を守っている。人間には同じようなものとして体内でホルモンを製造しているが、一部を除いてビタミンは体内で製造できないため外部から取り入れるしかない。

植物だけでなく肉や魚にもビタミンがある。

 これは、植物やプランクトンを食した食物連鎖によって、動物や魚類や昆虫類などにさえビタミンを含んでいる。野菜にビタミンが豊富であるという情報には、もともとの植物から摂取するのが一番効率的であり、また、丁度よい毒性を保有しているものを選択して食しているのであろう。毒性の強いものは当然ながら食べるのは不可能である。そんなことを考えると、野菜の取り方も考えなければならない。

私は、これから活動的になることを見越して野菜を食べる。

 少なくとも、夜中や眠る直前に野菜を摂るのは避けている。身体が休もうとしているのに、身体を刺激して活力を増大するような状態にするのは間違っていると思っている。就寝中は消化器官も肝臓も腎臓も膵臓も心臓も休息できるようにすべきである。一番いいのが、断食である。人間が一番身体の調子が良いのは、空腹を感じてお腹が鳴り出す時であるらしい。栄養補給が終わって、消化器が休息状態で次の食物を要求している状態である。

しかし、本格的な断食は難しい。

 そうであれば、一日のうちにプチ断食の期間を作ればいい。私は、夕食は5時くらいで、朝食は8時であり、この間の15時間は何も間食しない。毎日15時間の断食をしていることになる。この間は身体の各機関が休息することができるのである。休肝日なる言葉があって、週に一回か二回はアルコール摂取をやめることが推奨されているが、肝臓はアルコールだけではなく、普通に食事しても活発に働くことを要求されている。沈黙の臓器に一日一度は是非休んでもらいたいものである。


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