オクトシティー正直村

おかしいな?変だな?と思った事を綴った駄文

不正行為

2007年03月24日 | Weblog

プロ野球のドラフト制が問題になっている。

 指名球団枠が裏金の温床になっているので止めて抽選制にすると言う。またかと思ってしまう。自分の好きな球団に入ることは何の問題もない。抽選で好きでもない球団に入れられるのは不本意である。不正な裏金が横行しなければ逆指名をやってもいいではないか。不正が悪いのであって指名球団枠の制度が悪い訳ではない。

問題は慢性的な不正の横行である。

 裏で堂々と当然のごとく不正が行われている状況で、指名球団枠の制度はあまりにも見え見えで不正がばれて特定されてしまう。不正の温床になっているのでなく、不正がバレやすい制度が指名球団枠なのだろう。だから制度を変える必要がある。不正は水面下で行われ表面には見えなくなる。

官公庁の調達にかかわる入札で不正が発覚すると、

 すべて一般競争入札にしろと乱暴なことを言う。我々個人であっても買い物する時一般競争入札ではない。少なくても指名競争入札で、ある程度の銘柄の候補を決めて買い物をする。こだわりのある特別なものは銘柄を一つに指定して(随意契約)買い物をする。それなのに、官公庁はすべて一般競争入札にしろと馬鹿なことを言う。

不正が悪いのであって入札制度が悪い訳ではない。

 いい買い物をしようとすれば、指名競争入札もしくは随意契約になる。悪かろう安かろうの無責任なメーカーからの買い物にろくなものはないし、製品の保証もいい加減である。一般競争入札ではそんな不良メーカーが入り込んでくる。反対にそれを排除し防止するのが指名競争入札である。

長期にわたって契約する場合は、

 契約のたびに業者が変わったんでは効率が悪い。特注品や特殊な製品を調達する場合も業者が変わると問題が多い。その場合は随意契約となる。業者を特定せざるを得ない。当然業者は長期契約の態勢や特別の製造ラインや機器や技術者を準備する。その資産を1年で無駄にするのは馬鹿なやり方である。

どの入札制度でも不正は許されない。

 不正を監視しながら不正を排除しつつ入札制度を運用しなければならない。不正があるからすべて一般競争入札とは乱暴すぎる。しかし、こんな風潮が正当化されつつある。何を考えているのか理解に苦しむし、この弊害があちこちに噴出している。それでも誰も反論しあるべき姿を主張する人がいない。そんな人は不正の権化と決めつけられる。

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