シニアのウエさんの旅日記

神社を軸に全国各地を歩いてます。

神社歴訪ー83.十和田神社

2013-03-26 08:02:24 | 旅行
 みちのく旅の初日、十和田湖畔の宿に着いて、部屋に荷物を置いてまだ4時、散歩に出る。お店のある通りを抜けると十和田神社の標識、近づいてみると杉の巨木が高々と聳えている。参道はかなり長い、杉の巨木が連なる中を歩いて行くと自然に厳粛な気分になる。道の脇は草が茂って足の踏み入れようも無い、やがて次の鳥居が見えてきた。二の鳥居を過ぎると右に三の鳥居、その先に石段があって、その先が社殿。社殿は古色を帯び周囲は深い森、山岳信仰のメッカの雰囲気。拝殿側面の彫刻もなかなかのもの、その奥には本殿が聳え、ご祭神は日本武尊、由緒では大同二年坂上田村麿が一宇を建てたのが始まりとされている。拝殿の横にはピンクの花が咲いていた、クリンソウかな。参拝後十和田湖に通じる横の道を歩いて行くと乙女の像が見えてきた。


十和田神社入口


参道


二の鳥居


三の鳥居


石段


社殿


拝殿正面


クリンソウ


本殿


乙女の像が見えてきた

神社歴訪ー82.櫛引八幡宮

2013-03-25 08:15:19 | 旅行
 24年6月17日、4日間乗り放題13,000円の切符をフル活用して青森秋田へ。八戸駅で降りて駅正面に出るとイチイ(オンコ)の巨木が目に付いた、傍にはハマナスが咲いていた。タクシーで櫛引八幡宮に着いて先ず感心したのは樹木の高さ、この参道を歩くだけで神聖さが感じられる。鳥居を過ぎると赤い橋の先に重要文化財の正門、その傍には南部駒の像が幾つかあるのが面白い。
 拝殿は昭和59年11月に竣工したもの、提灯には南部一之宮の文字。櫛引八幡宮は南部家初代光行公の草創と伝えられるが南北朝時代のことなので、平安期に定められた諸国一宮には含まれないが、新一宮として認められている。本殿は江戸時代前期のものであるが、桃山時代の遺風が察しられる重要文化財。ご祭神は八幡大神だから誉田別尊 (ホンダワケノミコト)。本殿の後ろに立つのはご神木・三杉、1本の杉だが上部より3本に分かれている。摂社も立派で春日社・神明宮は重要文化財。拝殿の周囲には十二支の絵馬が奉納されていた。参拝後は待たせたタクシーで八戸駅に戻り十和田湖へ。


櫛引八幡宮入口


南部駒の像


神橋と神門


拝殿


拝殿


春日社


櫛引八幡宮本殿


ご神木・三杉


十二支の絵馬


参道の巨樹

神社歴訪ー81.靖国神社

2013-03-24 09:14:02 | 旅行
 今年は桜があっと言う間に満開、昨日は慌てて都心のお花見に。先ず、靖国神社へ、市ヶ谷駅で電車を降りると外堀の桜も満開、靖国通りの桜も満開。10時前に大鳥居から入ると、日本陸軍の創始者とも目され後に暗殺された大村益次郎の銅像の周辺では、露店の準備で車が出入りしてました。境内は混雑と言うほどではなくて、気象台の指定した標本木もゆっくり見られた。参拝後、社殿の左奥に入ってみたら小さい社があって元宮の立札、静かな一角でした。靖国神社から千鳥ヶ淵に出ると、桜は満開・人も満杯。


靖国通りの桜


大鳥居


大村益次郎の銅像


参道


神門


境内の桜


気象台の指定した標本木


拝殿


社殿


元宮

神社歴訪ー80.梅宮大社

2013-03-23 07:08:07 | 旅行
 南紀旅の最後の日は大阪の次に京都で降りて梅宮大社に直行、案内で聞いたらバスで直接行けると言うが混んだバスで割と時間がかかった。梅宮大社は酒造の神、子授け・安産の神として信仰されている。祭神は酒解神 (さかとけのかみ:初めて酒を作って神々に献じた、酒造の祖神)など4柱 。拝観料を払って神苑に入るとかなり広い、先ず大きな池があり周囲を廻って行くと梅林もある。でも残念ながらここの梅は大阪よりも遅れていた、3月4日だから例年なら見頃の筈なのに、今回の旅は梅には振られっぱなしだった。この後は二条城を見て帰宅。


梅宮大社入口


楼門横の梅


楼門


舞殿


奉納


社殿


拝殿正面


神苑の梅


お池


神苑の梅

神社歴訪ー79.生國魂神社

2013-03-22 08:58:39 | 旅行
 南紀旅の帰りに大阪で1泊、ホテルから歩いて行けるところに生國魂神社があった。この神社は神武天皇の頃の創建と伝えられ旧社格は官幣大社。最初の鎮座地は大阪城天守閣周辺だったが、1580年(天正8年)に石山合戦の戦火により焼失し、豊臣秀吉による大坂城築城に際して現在地へ遷座。社殿は戦災や台風で喪失したが1956年(昭和31年)に鉄筋コンクリート造りで再建された。正式には(いくくにたまじんじゃ)だが通称は生玉(いくたま)さん。
 境内には摂社が多く並び、その中でも浄瑠璃神社は文楽の守護神として音律和調霊神を祀り、相殿に文楽先覚者の霊を祀る。広く芸能上達の神様としても信仰されている。近松門左衛門の代表作『曽根崎心中』の冒頭生玉社の段は生國魂神社が舞台と言う。お庭の中には井原西鶴の像もあった。次は大阪城へ向かう。


こちらの門から入る


お庭を抜けて


生國魂神社の表に廻る


境内


摂社(住吉神社)


摂社一覧


井原西鶴の像


お庭の奥に摂社が並ぶ


摂社(八幡宮)


浄瑠璃神社