防衛チームの主力戦闘機の役割に ついて

 23日のレポで自衛隊の歴代戦闘機について扱った。

 空想防衛読本の著者:円道祥之氏によれば
‘F86Fは敵の戦闘機との交戦が専門なのでラドンやミステリアンの円盤相手
には適しているが、ゴジラやミステリアンドームの空爆には不向き’
‘F104Jは爆撃機を撃墜するための戦闘機だから急上昇の能力があるものの、
ガメラやバルゴンにギャオスの巣を空爆するのには不向き’などの記述が
あった。

 それでは歴代防衛チームの戦闘機の役割を考えると

 科学特捜隊の小型ビートルが哨戒用で使われ、ミサイルやナパーム弾などを
搭載しているジェットビートルが対怪獣用なのだろう。

 ウルトラ警備隊の場合は3号が偵察&運搬用で、1号が迎撃戦闘用という役割。
 そういえばホーク1号は敵の円盤との交戦で撃墜されたのが1話のクール星人と
13話のアイロス星人から不意打ちを食って不時着したぐらい。

 対エレキングのように撃墜される事はあったが、実際は敵の円盤を迎撃する
のが目的なので対怪獣用ではなかったので仕方ないだろう。

 MATは怪獣迎撃隊なのでアロー1号が主力戦闘機で、2号が支援戦闘機と
いう形になるのだろう。
 実際に1号は複座なのに対し、2号は単座という事にも注目したい。

 ちなみに2号は急上昇や急降下飛行が得意で、伊吹隊長初登場編では2号機
に乗り込んだ隊長が変幻自在に飛び回りゴキネズラの目を回させている。

 一方でTACの場合はファルコンが母艦的な指令戦闘機でアローが単座、スペ
ースは複座となっているがスペースが宇宙空間飛行可能という違いがあるぐら
いで明確な役割分担はなかった。

 役割分担がしっかりしているのがウルトラマンガイアに登場したファイター
チーム。

 3機1組で行動しリーダーが登場するスカイサーファーは他のスカイゲイナーの
マッハ6よりも速いマッハ9が出るのに対し、スカイゲイナーは投射火力はスカイ
サーファーを上回る。

 つまりリーダー機が機動性を重視して突破口を開いたところに火力で勝る支援
機が追い討ちをかけるというパターンだろう。

 こうしてみると、保持している戦闘機に それぞれの目的がハッキリした組織と
曖昧な組織に別れているのが分かる。

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