節分と恩師宅訪問

　昨日は節分という事で夕食に恵方巻を食べ食後に豆まきをすると
いう節分の日の恒例行事を滞りなく行ったのだが、豆まきは子供達
に任せる形にしたら親の仇のように豆をまきまくったので後片付け
が大変だった。

　ちなにに終わった後に豆を年の数だけ食べるというのは子供の頃
‘大人はたくさん食べられていいな’と思っていたのだが、最近は年の
数だけ食べるというのは特に大豆のみだから大変になっている。

　さて昨日は節分行事の他に午後から高2の担任の先生宅を訪問する
事になったのだ。

　1月30日に来店した子供の頃から来ているお客さんの恩師が私が
2年の時と同じ担任の先生だったので、聞くところによると最近体
調を崩しているとの事だから見舞いに行こうという話がまとまった
ので昨日行く事になった。

　1月13日に子供達を連れて行ったのは高1の担任だが2年の担任だっ
たM先生は日本史担当で、私に家業の跡継ぎを勧めてくれた恩人でも
ある。

　高2に進級した時に最初の面談で進路を聞かれ高校の歴史の先生&
野球部の監督’と言うと‘オマエの性格は自分のペースでやりたがるか
ら学校の教師には向かないし、歴史の先生はなかなか欠員が出ない
ので性格的にも家業を継いだ方がいい’と勧めてくれたので私の現在
がある。

　よくしたもので3年の担任が‘何が何でも大学’という形で進学を勧
めていたのを考えると絶妙のタイミングでM先生が担任になったと
いう事になる一方、年賀状などは筆無精のためやり取りをしないと
宣言していたのでY先生と違い頻繁に連絡を取る事はなかった。

　むしろ一緒に行ったお客さん達の方が頻繁に連絡を取っていたよ
うなので髪を切りに来た時に消息は聞いていたのだが、最近体調を
崩しているという話を聞いていたから‘久しぶりに行って元気づけよ
うという事になったのだ。

　とりあえず30分ほどの予定で出かけカット道具を持参し髪を切っ
たのだが皮膚のツヤや髪の毛も重篤な状態でなかったから一安心し、
持参した高校の卒業アルバムを見ながらいろんな話に花が咲いた。

　驚いた事にアルバムの写真のみを見ても名前がポンポン出て来る
わけで、さすがは歴史の先生という感じだった。

　そんなワケで30分程の予定があっという間に時間が過ぎ15：00
になったので、先生の体調も考え慌ててお暇したわけだが帰りの
車で‘意外に元気そうで安心した’と言いながら帰途に就いたのだっ
た。