電車の旅は楽しい

 富山へは今回で2度目。
 最初は04年の1月に上越新幹線と特急を乗り継いで行き、今回は夜行
列車の急行・能登を使った。
 実は こういった電車を使った旅というのは時間に余裕がない私的には
珍しい。
 なにせ2泊3日が限界なのだから。

 今回 能登を利用して富山を往復した時に‘やっぱり旅は電車だな’と
思った。
 飛行機や新幹線は‘移動している’感覚なのに対し、こういった電車に
乗ると時間がゆったりと流れる感じで‘旅をしている’と実感するのだ。 

 01年の9月に新婚旅行で北海道に行ったときには洞爺湖ー函館ー小樽
ー札幌と回ったが、全て電車を使った。
 旅行代理店に言わせると‘レンタカーもいいですよ、ナビも付いてますし’
と勧められたが、電車を選んだ。
 最大の理由が車だと慣れない道を運転しても車窓を楽しめないが、電車
だとビールでも飲みながら景色や駅弁なども楽しめる。

 特に3日目に函館から小樽までは4時間近く函館本線を北上したのだが、
駅弁を食べながらビールを飲み景色を楽しみながら過ごせたので苦には
ならなかった。
 だから夜行列車の能登に乗るのは新婚旅行以来の長時間の旅だった
のだ。 

 昨今のJRは飛行機や車に負けないように高速化に拍車をかけているが、
車はともかく飛行機には所要時間では敵わないのだから ゆったりとした
時間を過ごせる能登のような電車も残しておかないと旅が味気なくなると
思うのだが。 
 

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
♪線路は続くよどこまでも~ホークスの応援にも演奏されてたような‥。 (なにわのヒバゴン)
2009-06-05 22:56:22
96年夏に特急やくもに乗りましたが、米子~岡山間2時間立ちっぱなしで結構しんどかったです。車中混みごみだったのは海水浴シーズンだったこともあり、山陰方面へ行き来する人が多かったのでしょうね。日本海から瀬戸内側へ縦断する伯備線はほとんどが山、田園ばかりで景色を楽しむという感じでもなかったですが、昔ながらの小屋や茅葺きの家などは田舎ならではのノスタルジックさでした。山水明眉(鹿実の校歌みたいですね)の雄大な中国山地の緑、河川も心が洗われました。

会社の慰安旅行で乗車した特急はまかぜ(大阪~城崎温泉)、特急北近畿(豊岡~大阪)も山間部を走る客車で、新幹線のような超速ではなく時速100キロぐらい(しか出せない)なので割合のんびり感がありましたね。車中で缶ビールを飲みながら同僚とダベりまくり酔いまくり。勿論のんびり一人旅もいい気分転換ができそうです。関口智宏の北海道~鹿児島での全線?走破は大変そうでしたが、時間と金があればチャレンジしてみたいですよね。ただし中国はあまり行きたいとは思いませんが‥。昭和のアイドル姉妹、リリーズは北海道の夕張出身ですが、先祖は新潟県の燕市らしいですね。それで燕姓が付けられたのだとか。。。彼女らの実家のある夕張の清水沢駅ともども旅情をかきたてられます。リリーズ姉妹は小枝チョコのCM(列車で旅していましたね)に出ていた頃は憧れのお姉さんでしたが、さすがに30余年、随分と印象が変わりましたね(ツインズでないようで‥)。
 
 
 
通常は当たり前のシーンが (こーじ)
2009-06-05 23:53:03
>なにわのヒバゴン様
 通常は当たり前のシーンが車窓越しに見ると結構新鮮に見えたりしますよね。
 とはいえ特急で2時間立ちっ放しというのはキツイし
長いですね。

 金と暇というのは旅をするのに永遠の壁ですね。
 
 
 
電車の旅は楽しい (怪人太郎冠者@1553)
2009-06-08 21:06:02
そうなんです、「鉄の旅」は時がゆっくり流れます。そこは非日常の世界。
列車の走りに身をゆだね、景色を眺め、それを撮るもよし、ビール片手に身をゆだねるるもまたよし。通勤電車では目にタコができるほどの景色も、特急で見ると別物に見えてしまうから不思議です。
 
 
 
今や貴重な時間です (こーじ)
2009-06-08 22:00:27
>怪人太郎冠者@1553様
 そうですね、同じ景色でも仕事で見る景色と旅行などでゆったり見る景色はホントに違いますよ。
 
 だからこういうのは非日常の世界で、今や最高の贅沢になってますね。
 
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