前回の新聞の契約更新で我が家は夕刊を取るのを止めため、2月
から夕刊が来なくなった。
正直言って最近の夕刊はペラペラなので読み応えがなく全部読み
終えるまで5分もかからないし記事の内容も速報的なものが多く、
ネット記事の方が掘り下げがしっかりしているため必ずしも夕刊を
読まなくてもよくなったと思ったからだ。
なにせ通常のページ数が8面ぐらいで多い時でも10面までしか
なく、TV欄や広告欄などを除くと殆ど読み応えのある記事がない
のだから推して知るべし。
20世紀までの夕刊は速報性があり昼前や海外であった事件を速報
で報道し翌日の朝刊で詳細を知らせるという形だったので大いに存
在価値があり、実際に小6の夏休みに叔父さん宅で3週間ばかり過
した時に夕刊を取り忘れ咎められたときに‘どっちみち朝刊に載る
のでは’と言うと先述したような理由で夕刊の存在意義を教えられ
納得したのを覚えている。
だからスポーツ系でいえば五輪をはじめMLBやサッカーなどの
海外で活躍する選手達の記事を少しでも早く読みたい時だけでなく、
我々のような地方在住だと朝刊の締め切りに間に合わない記事など
特に重宝していた。
ところが我が家では04年にインターネットに接続した事で速報
性だけでなく記事の充実も夕刊は劣るので五輪やサッカーW杯の
時でなければ熱心に読まなくなったし、14年暮れにオヤジが亡く
なってからは夕刊を読むのは私のみで先述したように通常の記事自
体も薄くなっているため存在価値が低下していた。
正直言ってネットが発達しスマホなどでも最新ニュースが読める
ようになった現在、夕刊フジやゲンダイなどの夕刊専門紙を別にす
ると地方で夕刊を定期購読する必要がなくなるのかもしれないと思
うのだ。