ACLを逃したのは残念だが、大健闘した鳥栖

G大阪と神戸がJ2降格…新潟・C大阪は残留(読売新聞) - goo ニュース

 2012のJリーグで予想を大いに覆したのは鳥栖である事は間違いない。

 最終節を迎えた時点では前節ホームで浦和に3-1で勝ち3位に浮上していた
ので最終節を勝てばACLへの出場権を獲得できていたのだが、横浜M
に0-1
で敗れて5位で終了した。


 今シーズン悲願のJ1昇格を決めた鳥栖だが多くのメディアは予算規模など
から見ても降格候補の筆頭だと予想していたし個人的にも‘最大にして唯一の
目標はJ1残留’だと考えていたので そのためにはホームで必ず勝ち点を挙
げる
というのが条件だった。


 結局ホームではシーズン途中まで負けなしという成績がJ1残留どころかACL
争いをするまでの躍進となったのだから素晴らしい事だろう。


 偶然12月1日がBSスカパー無料放送の日だったので午前中にホーム最終戦
となった33節の浦和戦の録画中継を見る事ができたのだが、その中で解説者
の野々村氏が‘鳥栖がACLに出るのは大変’と語っていたのを印象深く聞いた。


 たしかにACL出場は名誉だし鳥栖のような小さな規模のクラブが出場する事で
他のクラブの励みにもなるのは確かだが、当然ながらJ1のスケジュールと平行
して行われるので選手への負担も比較にならないぐらい増えるのは間違いない。


 ビッグクラブならばターンオーバー制で交代しながらスケジュールをこなせる
だろうが
鳥栖のようなチームでは選手層が薄いのでターンオーバー制など無理
だろうし、ただでさえ豊富な運動量をチームのストロングポイントにしているので
最大の敵は疲労とケガになるのは間違いない。


 来シーズンはJ1初体験という疲労を引きずる可能性はあるし相手も しっかり
鳥栖を研究してくるので今シーズンと同じことをやって同じような成績を残せる
とは限らないのにACLにも出場するからには勝たなければいけないので‘二兎を
追うもの一兎を得ず’状態に陥るリスクは限りなく大きい。


 それを考えると5位フィニッシュというのは最高の成績だしACLの事を考える
のはJ1で来シーズン以降も毎年しっかりとした結果を残してチームの経営規模を
大きくして体力アップさせてからの方が鳥栖のためにもなると思うのだ。


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