2013夏の甲子園:第8日

鳴門、修徳にサヨナラ勝ち!33年ぶり3回戦進出(サンケイスポーツ) - goo ニュース

 注目は第3試合の常総学院-仙台育英戦で基本は常総の飯田を育英打線が
どこまで捉えるかだが育英の鈴木と馬場の継投が焦点になるだろう。


 育英とすれば01年選抜決勝でのリベンジ戦でもある。

 第1試合は聖光学院の打線を福井商の中村がどこまで抑えられるか。
 ロースコアの展開になれば福井商にチャンスあり。

 第2試合は熊工の山下と作新打線の第4試合も鳴門の坂東と修徳打線の対戦に
なるが、熊工&鳴門は共に1枚エースだけに投げる球数もカギを握る。
 
 第1試合:聖光学院 2-1 福井商

 1回に福井は死球で出塁した1番をバントで送り2アウト後4番のタイムリーで
先制すると6回まで毎回ランナーを出しながら聖光・石井相手に あと1本が出
ずに追加点を奪えない。


 聖光打線も控え投手の長谷川から1回以外はランナーが出るものの打ちあぐんで
いたが6回にようやく2アウトから3番&4番の短長打で追いつく。


 これで流れは聖光と思いきや長谷川が踏ん張り迎えた8回に3番がヒットで出塁
するとバントで送り2アウト後6番のタイムリーで勝ち越し2-1で逃げ切った。


 先発が違ったからか聖光はバントミスなどでリズムを掴めずに6安打に封じられた
事が響いた形だ。


 第2試合:熊本工 0-4 作新学院

 1回に作新は1番が2ベースで出塁すると1アウト後3番の2ランで2点を先行
すると2回を除いて毎回ランナーを出し、5回には2つの四死球で2アウト1・2塁
から6番のタイムリーで3-0とリードを広げる。


 8回にも8番の3ベースと1番の2ベースで4点目を挙げて熊工を突き放す。

 熊工打線は作新の渡辺相手に1回に1アウト1塁、2回に1アウト2塁、4回にも
2アウトから3ベースを放ち攻め立てるが得点できず6回途中から登板した朝山
相手には2安打を放つが2塁を踏めずに完敗。


 1回に出た作新の2ランで熊工・山下のリズムが狂い命綱の制球力が乱れて
6四死球を出し攻撃のリズムまで崩した形だ。


 第3試合:常総学院 4-1 仙台育英

 育英は4回に2番が3ベースで出塁すると四球でノーアウト1・3塁から4番の
センターフライでホームを突いた3塁ランナーが刺されるなど7回までランナーを
出しながら得点できず。


 育英の先発・鈴木の前に5回までパーフェクトだった常総は7番のヒットとバントに
打撃妨害で1アウト1・2塁から馬場にスイッチした直後に1番の3ベースで2点を
先行すると1点を返された8回に7番の四球からバントとヒットなどで2アウト2・3塁
で2番が2点タイムリーとランナーを出したイニングに全て得点する。


 育英は8回に2番のHRで1点返したものの常総・飯田を最後まで捉えられず散発
の4安打に抑えられた。


 5回までパーフェクトだった鈴木がランナーを出してから乱れてピンチを招き、
馬場を登板させざるを得なかったのが勝負のアヤかもしれない。


 延岡学園-自由ヶ丘戦でも記したが継投の難しさを実感する試合だった。

 鳴門 6⑩5 修徳

 鳴門は2回に4番のHRと5番&7番の2ベースで2点を先行すると3回にも1番が
ヒットで出塁するとバントと四球で1・2塁から4番の2ベースで4-0と差を広げる。


 3回まで1安打の修徳は4回に2番と3番の長短打で1点返すと2アウト2塁から
6番のタイムリーで2点を返す。


 その裏に2番手の遊佐が7番&8番の長短打で1点を失うが5回に1アウトから
死球で出塁した8番を内野ゴロで2塁に進め1番のタイムリーで1点返すと、6回
にはヒットで出塁した3番が暴投で2塁に進み5番のタイムリーで1点差に追い上げ
7回には8番のヒットと暴投などで内野ゴロで遂に追いつく。


 その後9回に修徳がエラーとヒットでノーアウト1・2塁のチャンスを作るがバント
失敗などで得点できず延長に入り、10回に4番の2ベースから内野安打と
敬遠で
満塁から7番のタイムリーでサヨナラ勝ち。


 修徳は2回の失点は想定の範囲内だったろうが3回以降の3失点が誤算だったし、
1枚エースの坂東を楽に投げさせてしまった。

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