前橋育英が2戦連続1-0勝利で3回戦へ(日刊スポーツ) - goo ニュース
今日でベスト16が出揃う2回戦最終日。
第1試合では初戦を完封勝ちした弘前学院聖愛と沖縄尚学が対戦するのだが
以外にも沖縄は夏の甲子園では過去1勝づつしか挙げてないので、今回この
ジンクスに挑む形になる。
最大の焦点は聖愛の小野を沖縄打線が攻略できるか。
第2試合は地元の大声援を受けた西脇工が木更津中央相手にどこまで食い
下がれるかで、翁田の出来がカギを握るだろう。
第3試合は初戦を共に1-0で完封した前橋・高橋と樟南・山下の投げ合いが
みどころだ。
第1試合:沖縄尚学 3-4 弘前学院聖愛
1回に沖縄が2アウトから3番&4番の短長打で先制すると、その裏に聖愛も
1アウトから2番&3番の長短打で追い付くと2回に7番がヒットで8番が併殺に
倒れたものの9番のヒットと1番の内野ゴロエラーで1・2塁から2番のセンター前
ヒットで2塁ランナーが刺され勝ち越せず。
3回にも2アウト1・3塁からWスチールを仕掛けて失敗した聖愛は4回に7番&
8番の連打とバントで2・3塁から1番&3番の2ベースで3点を勝ち越し4-1と
する。
沖縄打線は2回以降ノーヒットに抑えられていたが7回に6番のHRで1点返すと
8回には9番&1番の長短打で1点差とするもののバント失敗の後の併殺打などで
1点及ばず。
ヒット数は聖愛が沖縄の3人の投手から13安打を放ち圧倒した形だったが、
惜しむなくは1回に沖縄が先制した直後に1アウトから打たれた2番の2ベースは
2塁後方へのフライが風で戻されてのものだから これをしっかり取っておけば
比嘉もリズムに乗れたのではないだろうか。
第2試合:西脇工 1-3 木更津総合
1回に木更津は1アウトから2番&3番の連打で1・3塁とし4番の犠牲フライで
先制すると2回には1アウトから7番&8番の連打と内野ゴロで2アウト2・3塁とし
1番のタイムリーで2点を追加して3-0とリードを広げる。
西脇は木更津のエース・千葉が打者1人に投げただけで降板した後に登板した
笈川から3回に3安打を集中して1点返すのだが4回から8回までは1安打に抑え
られる。
翁田も3回以降4安打に抑えて反撃を待つのだが9回に西脇が3番がヒットで
出塁し2アウト後2つの四球で満塁としたものの8番が凡退して試合終了。
木更津が翁田の立ち上がりを上手く攻めて3点先行したのが効いた形で、
これが初戦のように1点だけならロースコアの展開に持ち込めただろうが4点取ら
ないといけない状況になれば打力に劣る西脇には厳しかった。
第3試合:前橋育英 1-0 樟南
先にチャンスを掴んだのは樟南で3回に1アウトから9番がヒットで出塁すると
バントで2アウト2塁として2番の1・2塁間のゴロが内野安打となって1・3塁に
するものの3番のレフトへのフライは一伸びなく無得点。
4回までノーヒットだった前橋は5回に先頭の5番がヒットで出塁しバントと暴投で
2アウト3塁から8番の2塁ゴロを2塁手がトンネルして先制する。
その裏に樟南も1アウトから8番&9番の長短打で1・3塁とするが1番のスクイ
ズはホームでアウトになり同点ならず、以後は立ち直った高橋に抑えられ9回に
3番がヒットで出塁して盗塁したものの4番以下三者連続三振で試合終了。
結果的にエラーが勝敗を分けた形になったがバントなどの小技に頼り過ぎて
しまう例によって樟南が負けるパターンに しっかり嵌った形だろう。
9回表1アウトの時点で投手交代したにもかかわらず9回裏に2番手投手にPHを
出す作戦にも首をひねりたくなる。