ハリル・ジャパンUAEで初勝利

日本がB組2位死守 久保1G1A 因縁のUAEに2発快勝

 日本時間の昨日深夜アルアインで行われたサッカーW杯ロシア大会
アジア最終予選のUAE戦で、日本代表は14分に久保裕也のゴールで
先制すると52分にも今野泰幸のゴールで追加点を挙げて2-0で快勝
した。

 ただでさえ9月のホームでの初戦で敗れたUAEと勝った事がない
アウェーでの対戦なので周囲は‘かなり厳しい'とネガティブな
予想が流れる中で、今月に入って主将の長谷部誠がケガで離脱する
という緊急事態の中で臨んだ一戦はGKに川島永嗣をボランチに
今野を起用するなど意外なスタメンには驚かされたのだが この
2人が大活躍。

 川島は先制直後にGKとの1対1を足でセーブしたのが大きく、
以後も決定的なピンチを何度か凌ぐ活躍を見せ最終予選初完封の
原動力になったし、今野もゴールだけでなく山口蛍や長友佑都と
連携してUAEの司令塔オマル・アブドゥルラフマンを封じ込める
などラッキーボーイになった。

 キャプテンマークを付けた吉田麻也も最終ラインで体を張って
UAEの攻撃を凌ぐだけでなく、的確な指示を送り続けるなどイン
グランド・プレミアリーグで活躍している自信を見せたプレーだ
った。

 更に71分に香川真司に代わって投入された倉田秋はG大阪でも
コンビを組んでいる事から、今野が2列目から貪欲にボールを奪
うと倉田が絶妙なスルーパスを送るなど持ち味を十分に発揮した
プレーを見せるなど2点目が入って以降は危なげなく逃げ切った。

 他会場ではサウジがタイでのアウェー戦で3-0で勝ったのに対
してオーストラリアはイランでのイラク戦で1-1で引き分けたの
で、日本はサウジと並んで勝ち点13で2位に付け3位のオーストラ
リアとの勝ち点差を2に広げた。

 難敵UAEにアウェー初勝利を収めて一気にムードがよくなった
日本だが、28日にはホームにタイを迎えての試合が控えている。

 ホームだから有利に見えるが逆にタイが引きこもって引き分け
狙いに来る可能性は十分あるので、何としても勝って勝ち点16に
乗せて終えたいものだが今度は引いた相手をいかに崩すかという
課題に明確な答えを見せて欲しいものだ。

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