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こーじ苑
世界王者に強敵と戦う準備期間は不要
井岡、大みそかに防衛戦=4位と全勝対決―WBA・Lフライ級(時事通信) - goo ニュース
先日WBA:Lフライ級王者の井岡一翔が今年の大晦日に4位のフェリックス・
アルバラード相手に3度目の防衛戦を行なう事が発表された。
とりあえず挑戦者のアルバラードは18勝15KOの無敗とキャリアでLフライ級に
上げてからの相手としては最も強そうなのだが、初防衛戦あたりで対戦するべき
相手ではないかと思ってしまう。
ご存知のように昨年WBAミニマム級王者の八重樫東との統一戦に勝って
本来の階級であるLフライ級に戻した井岡は大晦日にWBA:Lフライ級王者の
ローマン・ゴンサレスをスーパー王者にして空位になったタイトルを5位のホセ・
ロドリゲスとの決定戦で6RTKO勝ちし2階級制覇を達成した。
ただ本来ならスーパー王者のロマゴンと年内にも統一戦を行なわないといけ
ないのに延期させ格下相手の防衛戦に勤しんでいるわけで、まるで同じTV局が
寵愛している某一家の所業と同じ事をやっているという目で見られ始めた。
11月にロマゴンは8月の初防衛戦でWBCフライ級王者の八重樫東が手こ
ずったオスカル・ブランケットを全く相手にせず2RKOしているのを見ると、井岡
陣営が時期尚早と考えるのは分かるものの正直言ってロマゴンと対戦する事を
前提の上でスーパー王者に格上げしたわけで対戦を先送りにしているのは陣営が
ロマゴンの衰えやフライ級への転級を待っていると受け止められかねない。
‘時期尚早と言う者は100年経っても時期尚早と言う’とはJリーグ初代チェアマン
である川淵三郎の名言だが、最近の井岡陣営の姿勢を見ていたら10年経っても
ロマゴンと戦うのは時期尚早と言うのではないか。
才能溢れる井岡が某一家と同じと見られる事自体が個人的には不愉快なのだが
結果的に‘時期尚早だから準備期間として そこそこの相手とやる’という井岡モラ
トリアムの始まりは最短キャリア世界奪取に拘った事ではないかと思ってしまう。
欧米のスーパースター候補は最短キャリアでの世界奪取などには一切興味を
示さずに対戦相手を弱い相手から徐々にレベルアップさせて行き短いインターバルで
いろんなタイプの相手と戦わせてから世界に挑むのが一般的だ。
それが選手の実力アップを無視して話題性にのみ拘る放送局と組んだばかりに
強敵との対戦を‘まだ時期尚早’と忌避して心あるボクシングファンのヒンシュクを
買う結果になっている。
ちなみに先日 韓国まで出向いて醜態を晒した男の戦いぶりを見るとフライ級で
東洋太平洋タイトルを取った頃の輝きが完全に失われており‘時期尚早’と言い訳
して強敵相手の対戦から逃げ続けた結果ボクシングが錆付いてしまっているので
井岡には絶対に同じ轍を踏んで欲しくない。
曲りなりにも2階級制覇をした男に準備期間は必要ないのだから。
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それだけに、ダウンを1度奪われて終始劣勢を強いられながらも、「世界最強の判定強国」で判定勝利をもぎ取った亀1号は別の意味で凄いと思ったよ(笑)。
今の亀1号に判定で勝つのは、GPシリーズをズル休みしても何故か試合で圧勝するキムヨナに勝つのと同じくらい至難の業なのだろうな。
そういえばそうでしたね。
大熊正二やAさんに徳山らはいずれもKOでしたから韓国で ああいった内容で勝つというのは歴史的な1勝ですね。
長男に勝つには倒すしかないという事でしょうね。