02日韓W杯のグループステージの予想と希望

 今から20年前の今日02年5月30日は日韓W杯開幕を翌日に控え、
多くの人々の関心は日本のグループステージ突破だった。

 これまでのW杯で開催国がグループステージ敗退がないという
事例をサッカーライターを中心にしたマスコミが強調していたし、
ましてや前回初出場したフランス大会ではグループステージ突破
どころか3試合で1点しか取れずに3戦全敗で敗退していたから余
計に戦々恐々としていた感がある。

 もっとも前回はアルゼンチン・クロアチア・ジャマイカなのに
対し、今回はロシア・ベルギー・チュニジア相手だから個人的に
は何とかなりそうな感じだったが。

 当時Numberなどのプレビューではセルジオ越後氏などがロシア
に勝つのは厳しいしチュニジアは勝てる相手だが、前回のジャマ
イカ戦同様に連敗して対戦すると負ける可能性が高いので初戦の
ベルギー戦には何としても勝ちたいという論調だった。

 つまり2勝1敗で何とか2位通過というのが多くのメディアの願
望だったようだが、個人的に2勝1敗より1勝2分の方が可能性はあ
ると思っていた。

 というのも96アトランタ五輪でブラジル・ハンガリーに1点さ
で勝ちながらナイジェリアに0-2で敗れたのが響いてグループ
ステージ敗退だったのが記憶に新しく、むしろベルギー・ロシ
アと引き分けてチュニジア戦で得失点差を考慮して勝てば上手
くいくと1位通過もありえると思っていた。

 順番的に実質第1シードのロシアは初戦でチュニジアと対戦す
るので点差を付けて勝つ事が必要になる一方、チュニジアにし
てみると例え敗れても1点差ぐらいならOKという考えで臨む可
能性があるのに対しチュニジアが連敗していれば最終戦は先取
点さえ奪えば勝ちに来るので大量得点が取れる可能性がある。

 逆に最終戦で日本がチュニジアと対戦している裏ではロシア
とベルギーが対戦するわけだから引き分けると1勝2分で3ヵ国
が並び、どちらかが勝つと2勝1分なのに対し負けたチームは1
勝1分1敗になるので勝ち上がる確率が上がるわけだから勝つよ
りも負けない事が重要だと考えていたわけである。

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