Episode 36:決戦 ・フェアウェル

 いよいよ憐偏のクライマックス。

 憐最後の戦いの最大の敵は これまで登場したビーストが合成されたイズ
マエル。

 瀕死の憐は勝てるのか?

 そしてラファエルは間に合うのか?

 瑞生との結末は・・・・・・

 夕映えの中ナイトレーダーがメガフラシを、ウルトラマンがガルベロスを
倒すがビースト細胞は上空のアンノンウンハンドに吸収され中では新たな
ビーストの姿が見られた。

 戦いを終えた憐は瑞生から看病されていたが、待機しているナイトレー
ダーの所にCICから驚くべき情報が。
‘アンノンウンハンドの闇の中で何かが成長しているのが
確実で、未曾有のビーストの襲来が予想される。
 しかも憐は既にメタフィールドを張る力は残ってないだけに市街
地での戦いを覚悟しないといけないし、恐らくこれが憐の最後の
戦いになるだろう’

ともイラストレーターは言う。

 ‘私は憐が好き、憐の未来がどんなものでも
私の気持ちは変わらない。

ずっとこのまま・・・・・・’
と憐の看病をしながら自分の正直な気持
ちを告白する瑞生。
  やがて食べるものを買いに出かけた間に憐は
‘オレはバカだ、これじゃ瑞生に何もしてやれないのに・・・・・’と悔し泣き。

 ‘ボクには何もしてやれない、見ている事しかできないのは
悔しいんです。
代ってやれるものなら・・・・
・’ と言う孤門の言葉に隊長は
人の人生は肩代わりできない。
 家族でも恋人でも友達でもどんなに大切な人間であっても、
 だからこそ人は心を尽くして人と絆を結ぼうとする。

 見ている事しかできないのなら、見ていてやれ
最後まで’

 孤門が憐を思う気持ちは もはや弟のような感じだろうか。
 その孤門に的確なアドバイスを送る隊長の言葉もいい。

 レトルト食品などの食料を調達してきて お湯を沸かして暖かい飲み物を
準備をしていた瑞生に憐はメモレイサーについて尋ねる。
‘ビーストとウルトラマンと それにまつわる記憶を消す’と聞いた憐はデュナ
ミストの事も忘れる事ができると考え瑞生に向かってメモレイサーを発動
させようとした。 

 しかし咄嗟に瑞生は憐の腕を握ってかわして押し倒すと

‘ふざけないでよ!
 全部忘れろって言うの、憐の事を。

 顔も名前も憐がこの世にいたって事もみんな忘れてしまえって
言うの・・・・・・

冗談じゃないわよ!

一緒にいた時間がどんだけ大事かどうして分からないの・・・・・


どうしてそれが分からないの・・・・’
と涙ながらに言う。

‘ごめんな、ごめんな瑞生’憐もようやく瑞生の思いの深さを理解して泣き
ながら抱きしめるのだった。

 やはりアカデミーという閉鎖空間で育った憐にとって今回の瑞生のような
踏み込んだ 気持ちは理解しづらかったのか。
‘他人を悲しませたくない’という憐の優しさだろうが、人を愛する事はそれを
超越する事と瑞生から教わったのかもしれない。

 CICではイラストレーターが何かが呼んでいる事に気付きホログラフィで
移動すると、それは何者かに襲われ倒れていた海本だった。 

 イラストレーターは海本を‘海本先生’と呼んでいたのをみると、面識が
あったのだろう。
  そのわりには水原沙羅が査察に来た時は言葉を交わさなかったが・・・・

 翌朝 吹っ切れた表情の憐は孤門に対し
‘光はなぜオレの所に来たんだろう’と尋ねると
‘同じ事を考えていた人がいる。姫矢准、君の前のデュナミストだ’と かつて
‘過去は変えられないけど未来は変えられる’
姫矢から励まされていた事を思い出していた。

‘光はもしかしたら人に託された希望なのかもしれない、だから
光は人から人へ受け継がれていく・・・・・・’
 
‘光は受け継がれていく希望・・・・・’

  そのとき空に禍々しい咆哮と共にアンノンウンハンドの闇が発生。
 そこへイラストレーターから
‘プロメテの子達によってラファエルが完成し城北大学で
ラファエルと医療スタッフが待っている’
という報告が

‘いいか憐、この状態で戦えば君は助からない’とイラストレーターは
強く薦め、孤門も強引に行かせようとする。
 しかしイズマエルが現れ市街地を破壊しているのを目の当たりにした
憐は

‘優、孤門・・・・

オレはオレの光を走りきる、

必ず戻る’

と決意を述べ、つまづきながらもエボルトラスターを抜いて変身するの
だった。

 ジュネッスブルーにタイプチェンジしてイズマエルに立ち向かうウルトラマン
だったが、これまでのビーストの能力を全て供え持つイズマエルは強敵だ。

 右腕からラフレイアの毒花粉攻撃で出鼻を挫くとそのままビルごと押し倒
してノスフェルの爪で迫り、メガフラシの電撃を浴びせながらゴルゴレムの
口吻が後ろから襲う。

 更に全てのビーストの頭部から発射される破壊光線や火炎放射の集中
攻撃を受けてダウン。
 援護に回ったチェスター全機も撃墜され、何とか立つもののノスフェルの
爪攻撃を初めとした猛攻で力尽きる。

 考えてみるとクロムチェスター4機は殆ど撃墜される事がなかったが、今回
全て撃墜されたのを見てもイズマエルの強さが分かる。

  イラストレーターはアカデミー時代に憐から貰った貝殻を握り締めながら ‘憐、聞こえるか。憐、光を信じろ’
と語りかけると憐は反応し
‘光は・・・・・人に受け継がれる希望、オレは戦う、
オレは生きる生きてこの光をつなぐ’
と立ち上がり飛び
上がると渾身の力を込めてアローレイシュトロームの強化版・オーバー
アローレイシュトロームを撃ち込んで遂に倒した。

 変身を解いた憐はウルトラマンと分離‘ありがとう・・・・・・さようなら’

 瑞生は憐を監視しながら過ごした日々を思い出しながらストレッチャーで
運ばれる憐に‘お願い、目を開けて’と語りかけ、唇にキスをすると憐の瞼が
反応し、やがて目を開ける。
 そして救急車に運ばれながらナイトレーダーの隊員達にVサインを送る
のだった。

 ナイトレーダーに会釈しながら運ばれる憐に付き添って救急車に乗り込む
瑞生。

‘憐は生きる、ボク達はそう信じた。
 でもあの時、ボク達は憐を離れた光が誰を訪れるのか、まだ
考えてもいなかった。
 そして・・・・・それに続く恐ろしい出来事も・・・・・・’

  霧が立ち込める森の中ストーンフリューゲルがあり、そこへ訪れたのは
凪。
 凪はストーンフリューゲルに触れて・・・・・

 次回 Final Epsode  

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