オランダ戦はターンオーバー制を採用するべき

 14日の初戦でカメルーンに1-0で勝った岡田ジャパンだが、いよいよ 19日
に行われる2試合目はグループE最大の強敵であるオランダとの対戦になる。

  02年の日韓大会でグループステージを2勝1分で突破した時の監督だった
フィリップ・トルシエは‘オランダ戦はメンバーを替えて臨みデンマーク戦に
勝負をかけるべき’と言うコメントしているが、いわゆるターンオーバー制で
残り2試合を戦うべきという意見は意外に多い。

 個人的にはトルシエが言う‘オランダ戦をメンバーを替えて臨む’ という
ターンオーバー制に賛成だ。

 最大の理由は会場である。

 初戦を16:00から標高が高いブルームフォンテーンで戦ったのに対し2試合
目のオランダ戦は標高的には低い港町のダーバンでキックオフは 13:30だ。

 問題なのはグループステージ突破をかける最終戦のデンマーク戦が 20:30
キックオフで再び標高が高いルステンブルグで行われるのだが、デンマーク
が2試合目のカメルーン戦を日本戦同様20:30から行うので時間調整的には
デンマークに分がある。
 しかも標高の高いところから一旦低い所で戦い、再び高い所での試合と
なれば運動量で勝負しないといけない日本としては不利になるのは確実
だろう。

 それを考えれば初戦を勝って勝ち点3を確保しているというのは引き
分け万々歳、負けても1点差なら悪くないという余裕を持ってオランダと
戦えるのは大きい。

 だから初戦で両サイドで効果的な仕事をした大久保と松井を休ませて運動
量のある玉田や岡崎らを起用し、アンカーでは初戦で警告を受けた阿部を
休ませ稲本を使うなどすれば控え選手のモチベーションも上がり登録メン
バー全員で戦うというムードにもなる。

  もっともデンマーク戦に対し しっかり準備してベストメンバーで臨んでも
負ける可能性は低くはないが、今後のためにも初戦を勝ったからできる
ターンオーバー制にチャレンジするのは有意義な事だと思うのだ。  
 

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
ターンオーバー (猫なべ)
2010-06-18 00:38:58
こんばんは、こーじさん

ただでさえ動き回るオランダと、低地で戦うのは殆ど勝ち目が無いですね。
現実的に考えても、オランダ戦は何点差で負けるのかが重要ですし、
勝負の懸かったデンマーク戦に余力をどれだけ残すのかが鍵です。

なので、基本布陣を変えずに守備意識を徹底させた上で、
選手を回して使うのは十分にアリですね。

個人的には今野の負傷の回復を期待したいですね。
彼は守備のポジションなら殆ど出来るから、使う側にとって非常に有難い存在ですから。

今考えても、カメルーン戦でDF陣が警告を貰わなかったのは本当に助かりました。
 
 
 
まったくです (こーじ)
2010-06-18 23:48:46
>猫なべ様
 警告を貰ったのが闘莉王ではなく阿部だったのが
何よりでした。
 これでレッドカードでも貰わない限り中澤とのCB
コンビはデンマーク戦まで大丈夫ですからね。

 今野は今度は必ず使うべきでしょう。
 やはりDFのスペシャリストですので。

 間違っても韓国のような蛮勇を振るう必要はないですね。
 
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