ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
等身大で戦うウルトラ戦士
先日のウルトラマンガイアEP18・アグル対ガイアでは、ガイアとアグルが
倉庫の中で等身大で戦うシーンがある。
ウルトラマンといえば巨大ヒーロー。
だから等身大というのは基本的に珍しい。
最初にウルトラマンが等身大になったのは、ダダが登場する‘人間標本
5・6’でダダのミクロ化光線を浴びて等身大になるシーンがある。
とはいえウルトラマンは、すぐにエネルギーを溜めて元の大きさに戻って
巨大化したダダと戦うのだが・・・・・
続くウルトラセブンは身長40mの巨人から豆粒以下の大きさになる事が
できるという。
第1話で早くもクール星人の円盤内に侵入し星人をアイスラッガーで両断
した後、人質を解放して巨大化し宇宙空間に円盤を運んでエメリウム光線
で爆破した。
他に‘アンドロイド0指令’‘地底GO GO GO’‘必殺の0,1秒’ などがセブン
が等身大で同じサイズの敵と戦ったEP。
‘盗まれたウルトラアイ’では弾道ミサイルの中に突入して方向を変えて
いたが、巨大化して方向を変えてワイドショットで破壊した方がよかった
のでは?と思った。
また‘セブン暗殺計画’では泉が丘でガッツ星人と戦うのだが、ガッツ
星人が巨大化していると思われるシーンを見逃すと等身大で戦っている
ようにも見えてしまう。
最終的に磔になっているセブンを見て‘巨大化していたのだ’ と子供の
頃には確認した次第ではあったが。
第2期になると巨大化して戦うのが当然になっている。
等身大になったのは帰ってきたウルトラマンの‘落日の決闘’で洞窟から
脱出するシーンぐらいか。
同時期に仮面ライダーなど等身大ヒーローものが多く始まったので、
差別化を計る意味で等身大のEPが殆どなかったのではないかと個人的
には考える。
とはいえウルトラマンレオでは巨大化したまま等身大ヒーロー並みの
戦いをしていたが・・・・
平成に入ってウルトラマンティガで‘人間採集’でレイビーク星人相手に
ティガが等身大で戦っていた。
ダイナでは‘幽霊宇宙船’や‘移動要塞浮上せず’が等身大で戦って
いた。
今回のガイアとアグルの戦いでは、我夢と藤宮の戦いというイメージ
だったので あえて等身大にしたのではと思うのだ。
このような演出上の都合で等身大で戦うのは、効果的だと思う。
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このエピソードに限ってはウルトラの力は我夢と藤宮の「正義」が形となって具現化した象徴のような物であって、いつにも増して「人間ウルトラマン」の味が出ていた気がします。
ティガが人知れず、変身して戦いに行こうとする場面でも等身大がちょこっとあったりします。人間くさいウルトラマンには等身大があってますね。
クウガの最終決戦で変身が解け人間の姿で殴り合いをしているのを見て、等身大同士の戦いを思い出しました。
やはり変身する人間の心が出てますよね。
>min様
あの頃、ここまでの大女優になるとはスタッフは思ってなかったようですね。
超人ではなく人間の方にベクトルが向いたときに等身大という演出がハマりますね。