親善試合なのに‘リベンジ’は ないだろう

日本、パラグアイを破る=W杯の「雪辱」果たす―キリンチャレンジ杯サッカー(時事通信) - goo ニュース

 昨日 横浜の日産スタジアムで行われたキリンチャレンジ杯サッカーで日本
は香川のゴールで1-0でパラグアイに勝ち、南アフリカW杯明けの試合を
勝利で飾った。

 互いにW杯の時と違いオープンな攻め合いが見られるという、まさしく親善
試合に相応しい試合だった。

 パラグアイはW杯メンバー7人を含むメンバーで4日前に来日し準備をして
いたという事を中継したTV局はアピールしていたが、真剣勝負の度合いが
低い親善試合で勝っただけで‘W杯の雪辱’とは片腹痛い表現である。

 そもそもヨーロッパでは既にEURO12の予選が始まり、今回の国際Aマッチ
デーが使われていて早くもフランスがホームでベラルーシに敗れるなど真剣
勝負度数の高い試合を行っている。

 それに対して日本は1月にアジア杯が行われるものの 先日ようやく監督に
就任したザッケローニ監督は就労ビザの関係で指揮を取る事ができず、
今回の親善試合も原強化委員長が代行監督として指揮を取った顔見せ
興行的な試合にすぎない。

 一応は闘莉王や遠藤に長谷部らが不在だったものの殆どが南アフリカW杯
メンバーだったのが何よりの証拠で、日本の観客に彼らを讃えてもらいたい
という性格のイベントだったという事と個人的には捉えている。

 そしてプレーする選手達がザッケローニ監督の御前試合という事で新監督
にアピールするという意味でも それなりにモチベーションは高まった試合
ではあるだろう。

 にも拘わらず真剣勝負ではない試合で勝って‘W杯の雪辱なる’などと大仰
に喜ぶのはマスゴミだけで、心あるファンは そこまで まなじりを決して見ない
し勝ったからといって大喜びなどしないのに そこまで騒ぐのか理解に苦しむ。

  サッカーの本場では親善試合とは文字通り親善目的だから間違っても
ケガをさせてはいけないし、なるべく多くの選手達に国際試合の経験を積ま
せなければいけないという制約があるので真剣勝負という事はまずない。  

 願わくば来年招待されているコッパアメリカでパラグアイと同じグループに
入って戦えば今日よりも本当に近い実力が分かるだろう。
 それまでは間違っても‘W杯の雪辱’などというバカげた報道は慎むべきだ。

 

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
バカか、こいつら (こうちゃん)
2010-09-06 17:00:47
真剣試合と親善試合の区別も付かないとは…。正に'バカか、こいつら'ですね。本場との格の違いを語るにふさわしい滑稽な話ですね。
 
 
 
そうでしょう (こーじ)
2010-09-07 00:34:11
>こうちゃん様
 そうでしょう、マスゴミのやり方ってド素人相手に
商売をやっている詐欺師という感じです。
 これでは誰も信用しませんから。
 
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