お客さんの葬儀で思う事

 今週の土曜日に行われる地区の組長会議で提出する決算報告書の
監査が昨日行われ、公民館主事で会計を担当している私も営業の合
間に出かけて参加していたのだが監査のオバチャンからウチの常連
さんが亡くなった話が出た。

 そして昨日が通夜で今日が葬式という話を聞いたので昨夜は営業
終了後、今日は休日で予定があまりなかったという事から葬式にも
出席して来た。

 斎場に行くと祭壇に遺影があり基本的に最近の写真が使用されて
いるのだが、考えて見ると故人の髪型は私がカットしている髪型な
ので何となく感無量だった。

 基本的に男性客は一旦気に入るとずっと来てもらえるので、当然
ながら遺影に使われる写真は自分がカットした作品だ。

 遺影というのは仏壇にずっと飾られるため自分がカットした作品
というのはずっと残るのだから、ありがたい話で気に入ってもらえ
た証でもある。

 気に入ったら例え遠くからでも来てもらえるというのは業界入り
した時から分かっていた事だが来店されるお客さんが、亡くなった
時に遺影としていつまでも仏壇の中などで残るというのは自分が歳
を取って年配のお客さんをカットする頻度が上がった事もあるだろ
う。

 それを考えると我々の仕事は、ありがたいと思ったりする。

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
« 流星人間ゾー... 山梨学院・吉... »
 
コメント
 
 
 
Unknown (Bill McCreary)
2023-04-03 21:52:54
私が髪の毛を切ってもらっている店は、某有名人(誰とは言いませんが、たぶんこーじ苑様もご存じの方です)が通っている店で、店主はその有名人を知らなかったそうですが、テレビでその人が登場したとき、あ、あれ私のカットだと気づいたという話をしていました。

やはり専門家は、自分のカットは(当然ながら)印象深いものがあるのでしょうね。
 
 
 
たしかに (こーじ)
2023-04-03 23:13:22
>Bill McCreary様

 たしかに有名人が来店した場合、あれ俺が切ったスタイルと思ったりしますよ。
 
 
 
遠いけど (こうちゃん)
2023-04-04 18:23:22
散髪中はヘタなラジオより、聞き応えのあるトークが楽しみですね。
 
 
 
ありがとうございます (こーじ)
2023-04-05 00:01:29
>こうちゃん様

 ありがとうございます。

 そういえば最近ラジオを流しているサロンあまりないですよね。
 
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。