サンダ対ガイラはネクサスの原型

　今から23年前の今日7月30日は友人宅でサンダ対
ガイラのビデオを借りて見た日だ。
　昔は野球が雨天中止の時に雨傘番組として怪獣映画
をOAしていたが、雨で野球が中止になった時に見て以来
だったのだ。
　1966年に公開されたフランケンシュタインの怪獣・
サンダ対ガイラは前作・フランケンシュタイン対バラ
ゴンの姉妹偏。
　ヒュ－マノイド型のフランケンシュタインと四足歩行
怪獣・バラゴンの死闘を描いている。
　これはウルトラマンの原点と4月14日のブログに書いた。
　サンダ対ガイラのストーリーはコチラ。
　人間に育てられ味方をするサンダと人間を食う怪物・
ガイラとの死闘が、この映画の見どころだ。
　ヒュ－マノイド型のサンダとガイラの戦いは、ゴジラ
をはじめとした怪獣同士の戦いを見慣れた我々にとって
新鮮だった。
　そして人間に味方するサンダと人間を食べるガイラの
戦いは、ある意味光と影の戦いでもある。
　これは平成ウルトラ、特にウルトラマンネクサスにお
ける‘光’のネクサスと、‘闇’のダークファウスト＆
メフィスト＆ザギという関係の元でもある。
　当時は怪獣ブームで、他社が怪獣映画に手を出していた
時代に、しっかりとした企画を立てていた東宝はやはり
すばらしいと思う。