脳幹出血闘病レポPART1

　12月22日以来ブログの更新が止まっていたのは、私自身が
23日の営業終了後に脳幹出血で4週間入院する事になり今日無
事に退院する事ができた。

　今回は数回にわたって入院ネタを上げます。

　2021年12月23日は意外に暖かい日だったのでボチボチ
年末の お客さんが来店し始めたのだが、その日の夜の営業
終了後に事態は 起きた。

　トイレから出ると妙に体が浮つく感じで、やたらと物に
ぶつかる ため階段から下に降りて店にいる娘に「顔色は
どうだ？悪くないか ？」と尋ねると「少しおかしい」との
事で救急車を呼んでみようと 裏の女房達に伝えた。

　そして地力で119番通報すると少し言葉が喋り辛いでは
ないか！

 女房と長男が店に来て「座っとけ」と言っているころに
救急車が 来たので搬送され隣町の脳外科がある病院に辿
り着いたのだ。

　MRI検査を受ける前にPCR検査で鼻腔に綿棒を突っ込まれ
異常 なしという事でMRIの中に入ると当直の先生が女房に
「脳幹出血」 だった旨を告げていた。

「血圧の上が200で下が130」だったらしく、これではいつ
かはや るよなと思った次第。

　もともと血圧は高い方で薬はまだ飲んでなかったが早期
発見の ようで、ある意味不幸中の幸いだった。

　そのまま入院という形で右手に点滴を施された状態でICU
に入 る事になる。

　気になるのは来客の事で出血さえ止まれば仕事できるの
では？ と思っていたのだが、甘い考えだった。
‘
   やはり’言うべきか左手がまともに動いてないのだから、
これ では仕事にならないしお客さんにも失礼だ。

　しかも夜中に小用を足そうとすると、横を向いて尿瓶に
し辛い のでベッドの上で膝付きの体制で足そうとしていた
ら猛烈な吐き 気が襲って来たのには驚いた。

　看護士さんによると‘体を起こしたら吐き気が襲って来る
’ら しく、調子が悪いと体を起こせない’との事で、実際に
翌朝MRI 検査に行く時に身体を起こしたところ同じく吐き
気に襲われたの だから、とてもじゃないがこんな状態で営
業などできるわけがな い。

　それでも1日も早く戻るべく24日の午後から退院日まで
出された 食事は完食していたし、通常なら1週間ほど滞在
するICUから 入院4日目の27日午後から一般病棟に移る事が
できたのだ。