ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
2014夏の甲子園 第5日
二松学舎大付が3回戦へ=明徳義塾、大阪桐蔭は初戦突破―高校野球(時事通信) - goo ニュース
第3試合から2回戦に入る大会5日目の注目カードは第1試合の
明徳義塾-智弁学園戦だろう。
1年夏からエースの明徳義塾・岸と超好高級の打者・岡本の対
決は見ものだし、明徳とすれば夏の大会初戦負けなし記録の
更新と選抜の智弁和歌山戦に続いての智弁対決となる。
第2試合は共に強打を誇る開星と大阪桐蔭打線の打ち合いが
見ものだし、第3試合も共に継投で勝ってきたチーム同士の対
戦で打線がどこまで援護できるか。
第1試合:明徳義塾 10-4 智弁学園
2回に明徳が1アウトからヒットで出塁した5番を1塁に置き
7番のライト前ヒットをライトが突っ込み過ぎて後逸する3ベー
スで先制すると更に四球を挟んで8番と1番のタイムリーで3点を
先行。
直後の3回に智弁も9番がヒットで出塁するとバントを絡めて
1番&3番のタイムリーで2点を返し1点差に迫る。
4回に明徳が6番の2ベースとバントヒットに死球で満塁から
1アウト後1番のタイムリーで1点を追加すると、智弁も6回に
3番&4番の短長打でノーアウト2・3塁から5番の犠牲フライで再び
1点差に追い上げる。
迎えた7回に明徳は2安打にバントを絡めて死球で1アウト満塁
から7番の2塁ゴロが併殺崩れとなり1点を追加すると、8番のPHが
3ランを放って9-3とし勝負を決めた。
智弁にとって悔やまれるのは2回に2アウト1塁でライト前の打
球をライトがダイビングキャッチに行って逸らし3ベースにした
事から一気に3失点した事。
智弁も岸から1番の3安打や岡本の2安打を含め9安打を放って
いただけに、せめて2回を最少失点で凌いでおけば違った展開
だっただろう。
第2試合:開星 6-7 大阪桐蔭
1回に開星はバント失敗で3封されたものの2本の2ベースと死球
で1アウト満塁から5番のタイムリーで2点先行すると更に7番&8番
の連打で4-0とリードを奪う。
桐蔭も2回に3つの四死球と犠牲フライに暴投を絡めて2点、3回
にも四球で出た1番を2番の2ベースで返し3-4とすると開星は その
裏にエラーと四球にヒットでノーアウト満塁から1アウト後8番の
タイムリーで5-3とリードを広げる。
しかし桐蔭は4回に四球で出塁した6番を7番の2ベースで返し1点
差とすると、5回には四球とヒットで1アウト1・3塁からボークで
追い付き6回には1アウトから2つの四球で出たランナーをエラーと
ボークに暴投で返し7-5と勝ち越す。
それでも開星は8回にヒットと2つの死球で1アウト満塁から内野
ゴロで1点を返し1点差にするものの、6回から登板した福島が踏ん
張り7-6で逃げ切った。
開星は大阪桐蔭打線を4安打に抑え3回と4回には1点取られたも
のの続くノーアウト2塁を凌ぐなど踏ん張っていたが、2人の投手
で9個もの四死球はいただけないし それが守備の乱れも呼び打点
3ながら7失点するハメになったのだ。
いかに四死球が自らのリズムを崩すかという見本のような試合
だった。
第3試合:二松学舎大付 7-5 海星
1回に二松学舎は1アウトから四球とバント悪送球で1アウト2・3塁
から内野ゴロで先制するとヒットと四球で満塁から7番のタイムリー
で2点を先行し、2回にもヒットで出塁した9番を相手エラーで返して
4-0とリードを広げる。
海星は3回に9番の2ベースから1番&2番の連打で1点を返すが、二松
学舎も その裏に6番のHRで1点追加し4回にはヒットで出た2番をバン
トで送り4番のタイムリーで6-1とする。
海星は5回に1アウトから四球で出塁した1番を2番&3番の短長打で
返し4番と6番の連続死球で6-3から、7番のタイムリーに8番の死球
押し出しで4点を返し6-5とする。
それでも二松学舎は その裏2安打に盗塁を絡め1点を追加し、5回
途中からリリーフした大江が6回以降1安打に抑えて7-5で逃げ切った。
1回に海星が1アウトから四球で出塁した2番が牽制で刺されると、
その裏に1アウト1塁から3番のバントの打球を悪送球で2・3塁とされ
ショートゴロでショートが3塁に走った2塁ランナーを刺す好判断で
1点で止まればよかったのだが・・・
直後にヒットと四球で満塁から7番に2点タイムリーを打たれて
しまったので、1点で止めておけば流れも変わっただろう。
結局1回の攻防が明暗を分けた形だ。
« 2014夏の甲子... | ‘遊びの野球’... » |
私も外野手だったので感じるのですがランナーがいるときのダイビンキャッチは後にカバーが走っている場合でなければやってはいけないプレーで、これが地方大会レベルなら許されますが甲子園常連校の外野手がやるプレーではないと思いますよ。
解説の吉田氏も‘あれで流れが変わった’と言ってましたので、1塁へのヘッドスライディング同様ひたむきなプレーと美化してはいけないと思います。
とはいえ甲子園では勝負強さ度数は明徳の方が上ですから、こういう結果は概ね想定の範囲内ではあります。
大阪桐蔭と明徳義塾との対戦は大阪桐蔭がタレントで上回ってなければ明徳有利という事になるかもしれません。