2022選抜高校野球:第2日


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https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20220320-0156

 大会2日目の注目カードは第1試合の広陵ー敦賀気比。

 中国&北信越王者の対戦だから面白くないわけがないのだが特に
注目ポイントは、強打を誇る広陵打線を敦賀の上加世田がどこまで
抑えられるか。

 ちなみに作秋の明治神宮大会で敦賀気比は初戦で広陵は決勝で対
戦しており、4-8&7-11で敗れているのだが…

 第2試合は九州大会4強の長崎日大と京都国際のコロナ辞退で急遽
出場となった近江の対戦で、近江は昨夏ベスト4の原動力となった山
田がチームの中心で長崎打線がどこまで打てるか。

 第3試合は二松学舎の布施と聖光学院の佐山の投げ合いが注目され
るし、ロースコアの展開が注目されるだけに先取点が重くなるだろう。

 第1試合:広陵 9-0 敦賀気比

 1回に広陵は1アウトから2番&3番の短長打で先制すると2アウト後
5番の3ベースで2-0、5回には再び2番&3番の連打でノーアウト1・3
塁から犠牲フライで追加点を挙げると四球でつなぎ7番&8番の2ベー
スと3ベースで一挙4点を挙げ6-0とリードを広げる。

 敦賀も1回に2番が歩いて盗塁を仕かけるが三振併殺の後は4回に先
頭の1番がヒットを放つものの後続を断たれ、6回以降は大差をバック
に伸び伸び投げる森山を抑えられず。

 最終的に広陵は6回と8回に4安打を集めて1点&2点を追加すると、
敦賀打線を3安打に抑えて快勝した。

 5点が勝負の分岐点といわれたが初回の2点だけで凌いでいるうちに
敦賀打線が反撃したいところだったが、いかんせん森山のできが良過
ぎて反撃できず広陵の快勝だった。

 第2試合:長崎日大 2⑬6 近江

 5回まで毎回ランナーを出しながら得点できなかった長崎は6回に1ア
ウトからヒットで出た2番をバントで送り4番&5番の連続2ベースで2点
を先取すると、先発の種村は近江打線を8回まで4安打に抑え5回のノー
アウト2塁から2アウト1・3塁を凌いでからは失点の雰囲気を感じさせな
かった。

 しかし近江は9回に先頭の3番が2ベースで出塁すると4番が死球後に5
番のタイムリーで1点返すと、長崎は川副にスイッチしノーアウト1・3
塁から6番の浅いレフトフライで3塁ランナーが刺され2アウト2塁になる
が7番が歩いてつなぎ8番のタイムリーで追い付く。

 延長に入っても長崎は10回に1アウトからエラーと敬遠に死球で1アウ
ト満塁のサヨナラ機を作るが得点できず、12回も先頭打者がエラーで出
塁するも4番のライナー併殺で遂にタイブレークに。

 そして13回に4番がタイムリーで勝ち越すとバント悪送球で追加点を
挙げ、さらに残ったランナーも2つの暴投で返し6-2で振り切った。

 3月17日に急遽出場が決まった近江は8回までほぼノーチャンスで9回
も1点返すも2アウト2塁まで追い込まれながら粘り勝った形だが、長崎
にとって悔やまれるのは6回に2点先行した後はノーヒットで山田に抑え
込まれて追加点が取れなかった事。

 それだけ久しぶりの登板の山田が踏ん張ったという事だろう。

 第3試合:聖光学院 9-3 二松学舎大付

 1回に聖光は2つの四球で1・2塁から4番&5番のタイムリーで先制する
と連続死球で3点を先行。

 いきなり3点を捕られた二松学舎は1回&2回とランナーを出し4回に3
番&4番の連打とバントで2・3塁としパスボールで1点返すが、聖光は直
後の5回にヒットとバントエラーに四球でノーアウト満塁から1アウト後
9番&1番の長短打で4点追加すると更に3番の3ベースと4番のタイムリー
で6点を挙げ勝負を決めた。

 二松学舎も6回と7回に長短打で1点づつ返すものの追加点を奪えず、
四死球数が8なのに対し聖光の佐山は2の差が出た形で攻撃面では4回に
1点返して1アウト3塁から追加点を奪えていれば流れは違っていたかも
しれない。

 

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