意外に役立つ実体弾

 22日にOAされた宇宙戦艦ヤマト2199の25話は旧作の最終回に あたる
イス
カンダルを発ったヤマトをデスラーが襲撃するEPだった。

 バラン星から銀河系へ抜ける亜空間ゲートでデスラーが乗艦するデウスー
II世がヤマトを捕獲すると、ガミロイド兵を侵入させてヤマト自体を拿捕
しようと
するが新見が流したウィルスでコントロール不能にされ作戦は失敗。


 そこで亜空間ゲート内での回廊ではビーム兵器は無効という事からガミラス版・
波動砲であるデスラー砲でヤマトを葬ろうとするものの、発射直前に実弾
兵器で
あるヤマトの三式弾を受けて損傷していた事もあり強引に発射したため
波動
エネルギーの暴走で大爆発を起こしたのだった。


 このEPでヤマトの勝利へのカギとなったのが実体弾の三式弾。

 冥王星基地の反射衛星砲を叩いたのに続き、ビーム兵器が無力化される亜空間
回廊でヤマトよりも数倍大きなデウスーラII世にダメージを与える
のだから素晴ら
しい。


 基本的に科学万能を信じるガミラスは三式弾などの時代遅れの兵器は廃棄
処分にしていたのではないか。

 これは旧作でデスラー機雷を手で移動させて虎口を脱出したEPでガミラスは
ヤマト側のやり方を‘原始的なやり方’と嘲笑していたので、三式弾のような武器も
ガミラスにとっては原始的な武器だったのだろう。


 その兵器を受けてダメージを被ったにも拘わらず強引にデスラー砲を発射した
ためデウスーラII世は大爆発を起こしたのだから、旧式兵器である実体
弾は
意外な効果があったという事だろう。

コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
侮るなかれ (こうちゃん)
2013-09-26 01:30:00
古今東西、武器は実体から進化をとげて来た物。例え何世紀を経ても色褪せはしないよ。ヤマトに登場した三式弾は弾頭さえ進化すれば、下手なミサイルより重宝しますよ。砲弾の物量エネルギーは物凄く高いです。旧戦艦大和も三式弾(中身は弾頭に装填した金属片を拡散して戦闘機を撃墜する砲弾)を当時には装備していましたし、「映画ヤマトよ永久に」とTV版パート3で登場した波動カードリッジ弾は三式弾の弾頭部分が火薬装填から波動エネルギー装填に進化した物だから。侮ると代償はとてつもなく高い。実体弾は、古くて新しくて有効な武器ですよ。
 
 
 
実体弾といえば (餃子少年)
2013-09-26 16:52:56
同時期に放送された『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』においても、最終戦でゲート(敵勢力が侵攻に使用する極めて巨大なワープ装置)を破壊する為のビーム兵器が通用しなかったので実体弾に切り替えて攻撃してました。
 まぁ結局それも通用しなかったので最後は大型艦の特攻で破壊してましたが・・・
 
 
 
書き込み御礼&レス (こーじ)
2013-09-26 23:28:54
>こうちゃん様
 そういえば‘永久に’からカートリッジ弾を使ってましたね。

 たしかに波動カートリッジ弾はある意味ミサイルのような感じでしたが、三式弾の弾頭部分でしたね。

>餃子少年様
 なるほど。
 それだけでなくウルトラマンネクサスのメガフラシ戦ではメガフラシの作ったフィールドでビーム兵器が無効となるのでナイトレーダーはスパイダーミサイルで攻撃してましたよね。
 
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