ゴジラS.P ＜シンギュラポイン ト＞も半分を過ぎ

　毎週木曜22：30からOAされているゴジラS.P ＜シンギュラポイン
ト＞は、なかなか面白く見る事ができるわけだが特にジェットジャ
ガーを使った戦闘シーンなどはアニメならではの迫力で見る事がで
きる。

　この作品はゴジラS.P ＜シンギュラポイント＞と言うわりに6話
を経過しているものの肝心のゴジラはアクアティリスは登場する
ものの通常の姿ではまた登場しておらず、逆に無数のラドンがガ
ンガン登場して人類の脅威になっているわけでコチラの方が主役
っぽい。

　また海底からはマンダが登場し、こんごう型・あきづき型・あ
さひ型護衛艦との砲撃などでの戦闘シーンはなかなか迫力がある
わけでアニメ版ゴジラ3部作の悪夢を払拭させてくれる内容だ。

　この作品に登場する主役キャラとして神野銘と有川ユンという
天才科学者2人が怪獣災害の脅威に立ち向かうという形になって
いるのだが、この2人の会話の内容が専門的で下手するとワケが
分からないものの決して悪くはない。

　さらにシヴァ共同事業体や旧嗣野地区管理局・ミサキオクなど
謎の多い組織なども登場するため、これらに絡む登場人物が多過
ぎるもののシン・ゴジラ系の作品としてみれば十分楽しめるわけ
で気にはならない。

　6話ではアンギラスとジェットジャガーが肉弾戦を演じるのだ
が、ここでジェットジャガーは頭部を吹っ飛ばされた後になんと
昭和メカゴジラの頭部が取れた後に出て来るレーザーヘッド装置
が現れるのだからニヤリとしてしまう。

　こういったアニメは最近は1クール12話ほどなので折り返しに
入った形だから、後半は前半に張り巡らされた伏線がどう回収
されるか大いに楽しみたい。