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ノニト・ドネアは5階級制覇に成功したものの
【BOX】ドネア5階級制覇、5回負傷判定「申し訳ない」(スポーツ報知) - goo ニュース
日本時間の昨夜マカオで行われたWBAフェザー級スーパータイトル
マッチでスーパー王者のシンピウェ・ベチェカに挑戦した元4階級
制覇王者のノニト・ドネアは、4R負傷判定で勝ち5階級制覇に成功
した。
試合は1Rに偶然のバッティングでドネアが左眉をカットして王者
ペースで迎えたが、3Rぐらいからペースを掴んで4Rにダウンを奪い
5R開始早々にドクターストップがかかり負傷判定となったもの。
スーパー王者のべチェカといえば07年5月にWBCバンタム級王者
だった長谷川穂積に4位で挑戦し、大差の判定で勝った相手だった
ので個人的にはドネア有利の予想は拭えなかったのだが3R途中ま
ではべチェカが優位に試合を進めていたようだった。
ドネアは昨年4月にギジェルモ・リゴンドーに判定負けしてから
フェザー級に階級を上げると、11月にビッグ・ダルチニアンとの
再起戦で6年前に圧勝していた相手に苦戦し9RにKOし辛うじて逆転
勝ちしていた。
ドネアがフライ級で初めてタイトルを奪取してから7年の間に
一気にフェザー級まで上げるというのは珍しく、体がフェザー級
にアジャストしてなかったかと思われるしべチェカ戦を見るとフ
ライ級からスタートした歪みがボチボチ出てきたのではないかと
思ってしまう。
思えばドネアと並ぶフィリピンのスーパースターのマニー・パッ
キャオがフライ級からSウエルター級まで奪取し階級の壁を超えた
と言われていたが、同じ興行でドネアに敗れたばかりのダルチニ
アンもフェザー級王者のニコラス・ウォルタースに5RKOで完敗して
いるのだから以前ほどではないが階級の壁というのはしっかり存在
している事になる。
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