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ジョセフ・ジャパン、フィジアンマジックを封じ完勝 

 
 7月27日にラグビーのパシフィックネーションズカップのフィ
ジー戦が釜石の鵜住居復興スタジアムで行われ、世界ランキング
9位で過去3勝14敗と大きく負け越している相手に34ー21で快
勝しW杯イヤーの好スタートを切った。
 
 フィジーはサイズとパワーに勝るだけでなくアイランダー特有の
変幻自在のパスとランにスピードを誇るため少しでもコンディショ
ンが悪いとやられてしまうし、厳しい宮崎合宿明けという疲労の溜
まった状態で格上相手にどこまで戦えるかというのが最大の焦点に。
 
 一方でアドバンテージは釜石とはいえ真夏の暑さの中での試合だ
からフィジーが途中でバテる可能性があるはずで、そこに付け込み
たいところ。
 
 試合は開始早々に開いてセンターの突破を許すもののFBウィリア
ム・トゥポの素晴らしいタックルで凌ぐと3分にPGで先制し8分に
相手ゴール前でSO田村優からのキックパスをキャッチした福岡堅
樹がTを挙げて12分に1T&Cで7点返されるものの19分に松島幸太
朗が23分にてラファエレティモシー、31分にも姫野和樹がT&Cで
29-7とリードを広げ終了間際に1T&Cを返され29ー14で前半を
終える。
 
 前半は素晴らしいできで素早いタックルを炸裂させ走るスペース
を与えなかったのだが、格上相手の課題は残り20分をどう戦うか。
 
 実際に後半はフィジーが攻勢に出て押し込まれる場面や独走を許
す場面も度々見られたが、体を張ったタックルで最後の一線を死守
する戦い方を見せ勝負の行方を左右すると思われた‘次の1点’を15
分に松島がドリブルでインゴールに蹴り込んで押さえ34点目を挙
げる。
 
 フィジーも61分にモールを押し込んでT&Cを返し2ポゼッション
差に追い上げるが、日本の粘り強いディフェンスを最後まで崩せず
34-21で逃げ切った。
 
 合宿明けで疲労の残るコンディションながらマオリ・オールブラ
ックスとウォームアップマッチを積んで来たフィジー相手にブレイ
クダウンでもしっかり勝ち、相手のよさを封じて自分達のよさを最
大限に発揮した素晴らしい勝利だった。
 
  次の相手は同じアイランダー系のトンガ戦でフィジー以上のパワ
フルなチームだから、仮想サモアという形でフィジーに勝ったいい
流れでどう臨めるか大いに楽しみになってきた。
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