ウルトラセブンの13話・V3から来た男に登場する敵キャラは
アイロス星人で、セブンと戦った鳥のような姿をしているという
のが定説ではあるもののウィキによれば配下の怪獣説があるわけ
で個人的にはソチラを支持したいと思っている。
アイロス星人は宇宙船で地球に侵入しようとしたところV3から
迎撃のため発進したステーションホーク3機と交戦になり、2機を
撃墜したところで燃料を切らして秩父山中に不時着する。
そこで追撃してきたクラタが搭乗するステーションホークとフ
ルハシ&アマギが搭乗したウルトラホーク1号を撃墜し、脱出した
2人を拉致して複製し地球防衛軍基地に潜入させて固形燃料を奪
おうと企む。
この際にフルハシとアマギが一足先に基地に戻っていたクラタ
を見て驚くシーンがあるのだが、これこそアイロス星人が化けた
姿ではないかと思うのだ。
クラタによればフルハシとアマギが不時着して戻って来ないの
を‘アイロス星人に捕まったら最後だが’と語って心配している
ように、アイロス星人はキリヤマとの約束を破るなど非常に狡猾
だし地球にはウルトラセブンという用心棒もいる事から鳥型の怪
獣を連れてきたのではないかと思うしマジックハンドのような物
で入ったカプセルを円盤外に取り出している。
しかもこの鳥型怪獣はエメリウム光線を両翼で受け止めると、
アイスラッガーまで体を回転させて弾き返すなどセブンの2大武
器が通じない最初の相手なので星人がセブンの能力を研究し差し
向けた可能性を否定できない。
だからこそ当初はキリヤマ&クラタのコンビネーション攻撃と
互角に戦っていたものの、最終的に鳥型怪獣が倒されると円盤は
逃走を計るのだがここで撃墜されたのは怪獣が倒されたのは想定
外で動揺したのではないか。
わりあい作戦は知的なので自らが巨大化して戦うとは思えない
のである。