ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
五輪金メダリスト+パンチャーズ・チャンスでの挑戦
いよいよ今週末さいたまスーパーアリーナでゲンナジー・ゴロフ
キンー村田諒太戦が行われるわけだが、伝説ともいわれるスーパー
王者であるゴロフキンと村田が対戦できるのは村田が難易度の高い
五輪のミドル級金メダリストで世界王者であるというのが大きいだ
ろう。
特に五輪金メダリストだからこそスポンサーが付いてゴロフキン
のような大物を日本に呼べたわけで、また単なる世界ランカーでは
挑戦すらままならなかったと思われる。
つまり五輪の金メダリストで強打者というのがスポンサーにとっ
て魅力的な要素だと思われるし、過去に似たような形で歴史に残る
名王者達と対戦できたのがロイヤル小林だろう。
ロイヤル小林はミュンヘン五輪フェザー級ベスト8で、もう1つ勝
てはメダル獲得の成績でプロ入りKO仕掛け人の異名を持つ強打を引
っさげてアレクシス・アルゲリョやウィルフレド・ゴメスにエウセ
ビオ・ペドロサといった名王者達に挑戦している。
残念ながら全てKO負けしているのだがアルゲリョは3度目、ゴメ
ス2度目、ペドロサも3度目の防衛戦での来日だったため当時は小林
の強打が炸裂すればタイトル奪取ありえるだった。
アルゲリョは痩身の強打者ではあるが打ち合いに持ち込めれば、
ゴメスはデビュー戦で引き分けた後に全試合KOではあるが初防衛戦
でアゴを骨折という希望的な要素があった。
それでもアルゲリョとゴメスは来日して練習の様子を見て評価は
一気に上がっても、小林の強打という要素は捨てがたかった。
また黄金のバンタムと言われたエデル・ジョフレに最初に挑戦し
た青木勝利はメガトンパンチャーと言われ、やはり強打に一縷の望
みを持たれていた。
青木はバンタム級、ロイヤル小林はフェザー級なのに対し村田は
ミドル級という世界的に層の厚いクラスでビッグネームの名王者と
日本で対戦できるわけだからボクシングファンとしてこんなありが
たい事はない。
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た青木勝利はメガトンパンチャーと言われ、やはり強打に一縷の望
みを持たれていた。
青木氏について、最近本が出版され、私も関係する記事を書きました。
https://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/04058a69198eb1862dc4cfe583447047
https://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/85299dd370b94658352771336077738d
けっきょくかなりひどいアウトローの人生を歩んでしまったようで、他人にできることはないから仕方ありませんが、どうもよろしくない晩年だったようですね。
青木勝利に関しては専門誌の連載・アンラッキーブルースで扱われてましたけど、最近は消息を聞かないし1度会った時には人相まで変わって別人のようになっていた。
という知人の話を載せてましたが、とてもじゃないがまともな人生は送ってないでしょうし指が2本しか残ってないという話も凄いですね。
引退してから持ち崩したのではなく、もともと非合法的な人間がボクシングをやっていたという事になるのでしょうね。