ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
日本4×100mリレーで銅メダル獲得
世陸リレーでの日本銅メダル快挙の裏に隠れたドラマ
日本時間の今朝ロンドンで行われた世界陸上、男子4×100mリレー
で昨年のリオ五輪で銀メダルを獲得した日本が銅メダルを獲得した。
予選6位で決勝に臨んだ日本はスタートで先行するイギリスとアメ
リカやジャマイカを追っていたのだが、アンカー勝負でジャマイカの
エース:ウサイン・ボルトが足を痛めて止まったため3着でゴールし
たのだった。
リオ五輪で銀メダルを取った日本は当然ながら今大会もメダルを期
待されたのだがリオのメンバーだった山県が今回はメンバーから外れ
ていたし、新たに多田修平やサニブラウン・ハキームが入ったものの
サニブラウンはリレー慣れしてないわけで絶妙のバトンワークが命綱
の日本にとっては決勝進出できればOKぐらいに思っていた。
予選は多田修平・飯塚翔太・桐生祥秀・ケンブリッジ飛鳥のオーダ
ーで臨んだもののバトンパスの時に前に詰まるなどで3着で予選突破
したものの、全体の順位は6番目でレーンも大外の9レーンになって
しまうのでメダルは厳しいだろうと予想していた。
そもそも今回のリレーは200mで決勝に残ったサニブラウンを起用
する予定だったのだが、200決勝で足を痛めたサニブラウンの起用は
難しく予選終了後にはケンブリッジ飛鳥もコンディションが今ひとつ
だったので藤光謙司をアンカーに起用というギャンブルに出た。
スタートからイギリスとアメリカにジャマイカまで好調だったので
アンカーにバトンが渡った時にはメダルは厳しい状態だったが、何と
ボルトが足を痛めて倒れ込むハプニングがあり4番手だった日本が3着
でゴールしたのだ。
たしかにボルトのケガは幸運だったが、そこに至るまでに4番手を
走っていた事を忘れてはいけない。
リオから多田とサニブラウンの2人が加入したリレーだが最終的に
サニブラウンとケンブリッジまでが欠場した中でのメダル獲得だから、
日本短距離陣の層が厚くなった事を意味するし大いに価値があると思
うのだ。
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男子がこんなに充実しているのに、女子の短距離は福島がとびぬけていて彼女がだめなら全く話にならんですよね。木村文子はよく頑張りましたが。
いずれにせよリレーというのは意外と付け入るスキはありますよね。選手層がそれなりに厚くなった日本男子にとってはいい種目です。
陸上でもそうですが海外に団体戦という概念はそこまで強くないのに対し、駅伝のように日本人は力を合わせてやるのが好きな民族ですからリレーは国際大会だけでなく地方の運動会でも盛り上がりますよね。
それにしてもホント2大エース抜きでメダルを取れるほど充実するとは10年前までは考えられなかったですよね。