東京五輪、男女1万m代表決まる


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20210503-0219

 東京五輪の男女1万mの代表を決める日本選手権が今日静岡で行
われ男子は既に参加標準記録を突破していた伊藤達彦が優勝、女子
は優勝した広中璃梨佳と2位に入った安藤友香が参加標準記録を突
破して代表入りを決めた。

 これで日本の1万mは男子が相沢晃と伊藤達彦の2人が、女子は
新谷仁美と今日の1・2位である広中瑠梨佳と安藤友香の3人が出場
権を獲得して東京五輪に臨む事になる。

 女子はともかく男子は00シドニー五輪で高岡寿成が1万で7位入
賞を果たすなど、それなりの活躍をしていたのが北京&アテネで
は1人しか出場できないという惨状だっただけに2枠を確保できて
よかったと思う。

 女子は途中から広中がレースを引っ張り残りのランナーが追う
という展開で安藤が途中から抜け出してマッチレースに持ち込ん
だおかげで、2人が競り合って走る形になり最後は広中がスパート
をかけて突き放したのだが追っていた安藤も参加標準記録を突破
しての代表確定となった。

 男子は5000mあたりまで参加標準ペースで進んだのだが途中か
ら徐々に遅れ始め鎧坂が遅れて棄権しており、市田も
駒沢の鈴木
芽吹と田沢廉から追い越され一時は鈴木がトップで走り田沢が2
位に付けて伊藤は3位でレースを進める。

 とはいえ参加標準記録ペースからは徐々に遅れ始めた中で昨年
12月の日本選手権で既に参加標準記録を持っていた伊藤が残り3
周でスパートをかけ、ペースメーカー状態でオープン参加してい
た外国人選手を1人抜き最後は1人に抜き返されたものの実質1位
でゴールしたのだった。

 伊藤は参加標準記録を突破している事から冷静なレース運びを
していたのだが、やはり3位でゴールして五輪出場決定というの
は盛り上がりに欠けるのでトップでのゴールはよかったと思う。

 普段1万mのような競技はフィールド競技と並行して行われる
だけでなく途中でCMが入るなど流れが分かりにくい事があった
ものの、今回のように1万のみに特化した大会だとしっかりレー
スの流れを把握できるので民放地上波ではできない番組だったと
思う。

 とりあえず男子1万は大会前半に行われるため入賞者を出して、
いいムードを作って欲しいと思う。

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