プロ野球界にもレンタル移籍制度があれば

谷繁氏が指摘した阪神・藤浪の制球難の原因

 タイガースの藤浪晋太郎が一昨日のジャイアンツ戦で5回を投げ
9安打6四死球10奪三振6失点で、負け投手となり無期限2軍落ちに
なったという。

 現在LAエンゼルスで二刀流プレイヤーとして話題になっている
大谷翔平と同い年で甲子園での実績は大阪桐蔭時代に春夏連覇を
達成した‘持っている男’なのに、金本知憲が監督になってから
7勝・3勝と年々成績を落として行っているのが大いに気になる。

 もともと高校時代から球数が多く三振も取る代わりに四死球も
多いタイプでキャリアハイだった15年は1試合平均与四死球は3、
32だったのが、昨年は1試合の平均与四死球は4、82と1個以上増
えており悪化しているのが一目瞭然だ。

 こうしてみると他のサイトでも語られているように金本体制との
相性が悪いとしか思えず、サッカーのようなレンタル移籍制度があ
れば一時的に他チームに移籍してやりたい感が強い。

 もともと金本監督は現役時代に年齢を重ねても若い頃と同じ量の
トレーニングを課して鉄人と呼ばれた男だが、コーチ経験を経ずに
監督に就任したからか現役時代の成功体験を理想として選手に押し
付けがちなところがあるしコメントからも窺える。

 一方の藤浪が育った大阪桐蔭は合理的なトレーニングで鍛える
事で有名だから、ややもすれば金本式とは相当なギャップがある
のだろうし完全な‘金本信者’になりきれてないと思える。

 思えばブルーウェーブ時代のイチローが土井正三体制の時には
自己流を認めずにくすぶっていたのが仰木彬体制になってからは
自己流を認められてから一気にブレイクしたという事例があった
ように、コーチの仕方によっては好転する事はあるし昨年もジャ
イアンツでくすぶっていた大田泰示がファイターズに移籍した途
端にブレイクした例もある。
 
 もっとも土井正三氏は自分のやり方を間違っているとは思って
なかったようだし、金本監督も考えを変える事はないだろう。

 だからこそ藤浪を復活させるには彼流のやり方を一から変える
よりも環境を変えれば高校時代の活躍を見れば才能はあるのだか
ら十分復活できると思うのだが・・・

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