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こーじ苑
過酷な減量は美徳ではないのに・・・
前世界王者・宮崎KO惨敗…勝者もショック「宮崎は病気のようで…」(デイリースポーツ) - goo ニュース
大晦日に東京と大阪で行われたボクシングの三大世界戦は いずれも日本人
王者が素晴らしい内容で勝って防衛に成功したのだが、大阪でのSファイナル
では元WBAミニマム級王者の宮崎亮がタイのファーラン・サックリンJrとの世界
前哨戦で3RKO負けを喫している。
立ち上がりからファーランの勢いに押されていたのだが2Rに いいパンチを
貰うと、3Rにダウンして立ち上がったものの足がふらついてのKO負けだった。
最大の理由はウエイトコントロールの失敗による体調不良で、前日計量の
時には関係者に両脇を抱えられながら臨み何とかパスしたものの とてもじゃ
ないが試合をできるコンディションではなかったようだ。
もともとLフライ級だった宮崎はジムメイトの井岡一翔との兼ね合いからか昨年
の大晦日に行われた世界戦では一階級下のミニマムで臨み過酷な減量を克服
しての世界奪取となったのだが、Lフライ級でもきついのにミニマムではかなりの
負担を強いられたようで12月にタイトルを返上しLフライ級に戻しての試合だった
のだ。
ファイティング原田やガッツ石松など減量苦に悩まされた選手は多く、特に原田
などは‘きつい減量に勝てなくて世界戦に勝てるわけがない’という考えから厳しい
減量をする事が肯定的に語られていた。
たしかに厳しい減量をする事で神経が研ぎ澄まされて体格的にも有利な状況で
試合ができるだろうが、その反面 体の消耗度も激しく選手寿命を縮めかねない
わけで長い間‘ボクサーが活躍できるのは10年’という定説もここあたりだったの
だろう。
ただし最近では むしろ厳しい減量を回避して上のクラスで戦う事で いいコン
ディションで戦えるし、スピードのアドバンテージを生かせる事から西岡利晃や
八重樫東のように上の階級に上げて活躍するケースが増えている。
それを考えると宮崎も減量が厳しいならフライ級からSフライ級で戦うべきで
過酷な減量が原因で半病人のようなコンディションでの試合を見せるのは決して
安くないチケットを購入して観戦する観客にも失礼な話だ。
ウエイトコントロール失敗から半病人のようになって無残な姿を晒す選手は
今回の宮崎で最後にして欲しいものである。
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タイソンが言ってましたよね。
「今は階級も多すぎるし、タイトルも多すぎるんだ。だからこそボクシングはでけぇビジネスになったんだが、
そのせいでどのボクサーも小さくまとまるようになっちまった。
チャンピオンになるのに昔ほどハードな練習する必要が無くなったからな。階級制も全然好きじゃねぇ。
誰がチャンピオンか分かんねえじゃねぇか。
昔、階級が7つしかなかった頃は、ボクシングのファンじゃなくても誰がチャンピオンかってことはちゃんと知ってた。
ところが今じゃチャンピオンは16人も20人もいる。アホみてぇだよ。」
結局は各団体の管理人がラテン系ですから‘儲かればいい’という姿勢で、それをいい事に赤坂TVが某一家と組んでやりたい放題の事をしているのが現状ですね。
だからWOWOWは赤坂TV系の選手を全く取り上げないのですよ。